「X (旧Twitter)キーワード広告ってどんな広告なの?」
「キーワードターゲティング広告との違いって何?」
X (旧Twitter)キーワード広告はリリースされてまだ年月が経っておらず、どのような広告なのかよくわからないという方は多いでしょう。
本記事ではX (旧Twitter)キーワード広告の特徴や、配信方法・運用ポイントを解説します。
X (旧Twitter)キーワード広告をこれから始めようか迷っている方、少しでも興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
X (旧Twitter)広告については、以下の記事「【入門】Twitter広告とは? 特徴や課金体系・成果を出すコツについて詳しく解説」にて詳しく解説しています。
特徴から料金体系・成果を出すコツなど、気になる点を網羅してお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
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X (旧Twitter)キーワード広告とは?
X (旧Twitter)キーワード広告は、2023年1月25日にローンチされたX (旧Twitter)独自の検索連動型広告です。
たとえば、検索連動型広告のプラットフォームには、GoogleやYahoo!・Microsoft広告などがあります。
いずれの検索連動型広告も、商品やサービスを積極的に求めて検索するユーザーに向けて、広告配信をおこないコンバージョン獲得につなげます。
X (旧Twitter)キーワード広告も、上記のようなほかの検索連動型広告と同様です。
現在X (旧Twitter)キーワード広告はベータ版のみのリリースとなっており、ユーザーが検索した特定のキーワードに対して広告が表示されます。
「コレが気になる!」と感じるユーザーが特定のキーワードで検索したときに、関連性の高い内容の広告を配信します。
またX (旧Twitter)キーワード広告は、画像や動画などを盛り込めます。
画像や動画が広告に掲載されているとユーザーの視認性を高められるので、商品やサービスへの具体的なイメージをつかんでもらいやすくなるでしょう。
視覚からも情報提供のしやすいX (旧Twitter)キーワード広告は、自社商品と関連性の高いユーザーにターゲットを絞り込みながら、コンバージョン獲得に大いに活用できる広告です。
以下の記事「コンバージョン(CV)とは?用語の意味や利用方法まで詳しくご紹介!」では、コンバージョンについて詳しく解説しています。
「よく聞くけどコンバージョンって結局何?」と思っている方も多いはず。
コンバージョンの意味や利用方法まで詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
以下の記事「【初心者必見】広告業界用語や略語を徹底解説! 広告代理店で使用されているワードを厳選」では、広告運用において使用頻度の高いワードを解説しています。
まだあまり広告業界用語に詳しくない方、これから広告運用をおこなう方はぜひご覧ください。
X (旧Twitter) キーワード広告の特徴
ここまでX (旧Twitter) キーワード広告とは、どのような広告なのかについてお伝えしました。
続いて、X (旧Twitter) キーワード広告の特徴について解説していきます。
以下の表は、X (旧Twitter) キーワード広告の仕様です。
仕様 | 内容 |
利用できるキャンペーン目的 | ウェブサイトコンバージョン |
入札戦略 |
|
表示エリア | 検索結果ページに表示され、経路は以下3つ
|
広告枠 |
|
マッチタイプ |
|
設定できるキーワードの数 | 広告グループ1つあたり200まで |
キーワードの最大文字数 | 140文字 |
かけ合わせできるターゲティング |
|
クリエイティブ |
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参考:Xブログ「新プロダクト「Twitter キーワード広告」ローンチのお知らせ」
https://blog.X(Twitter).com/ja_jp/topics/product/2023/introducing_X(Twitter)_Search_Keywords_Ads
X (旧Twitter)キーワード広告の大きな特徴に、マッチタイプが「完全一致」のみであることが挙げられます。
検索連動型広告を配信するうえで、マッチタイプは成果を左右するので重要です。
X (旧Twitter)キーワード広告のマッチタイプは、「部分一致」ではなく「完全一致」のため、文字列が完全に一致していなければ広告表示されません。
キーワードの文字列に大文字・小文字の区別はないため、「X」と「x」は同一キーワードとして認識されます。
一方でハッシュタグの有無については区別されるので、「#X」 と「 X」は異なるキーワードとして見なされます。
このようにマッチタイプが完全一致であることから、配信対象となる範囲はかなり狭いので、X (旧Twitter)キーワード広告において関連検索キーワードの網羅は難しいといえるでしょう。
また広告が掲載される検索結果ページまでの経路は、以下の3つがあります。
- 検索窓からの通常検索
- トレンドキーワードのクリック
- ポストのハッシュタグのクリック
ユーザーが検索窓から検索したり、トレンドキーワードやハッシュタグをクリックしたりすると広告が表示される仕組みになっています。
マッチタイプが完全一致のみで限定的のため、X (旧Twitter)キーワード広告においてキーワード選定の際は、トレンドキーワードやハッシュタグも抑えておくと、よりコンバージョン獲得率を高められるでしょう。
以下の記事では広告フォーマットのひとつ、カルーセルについて詳しく解説しています。
- 「Twitterカルーセル広告とは?設定方法や画像サイズ、動画の入稿規定を徹底解説」
- 「カルーセル広告とは?各媒体ごとの入稿規定や設定方法、効果的な活用方法を一気に解説!」
カルーセルはユーザーをウェブサイトやアプリに誘導する際に役立ちますので、ぜひご覧ください。
X (旧Twitter) キーワード広告とキーワードターゲティング広告の3つの違い
X (旧Twitter)キーワード広告と聞くと、同じくX (旧Twitter)から配信できる「キーワードターゲティング広告」を、思いだした方もいるのではないでしょうか?
X (旧Twitter)キーワード広告とキーワードターゲティング広告は名前が似ているので、違いがわからず戸惑う方もいるかもしれません。
ここからはX (旧Twitter)キーワード広告と、キーワードターゲティング広告の違いについて、以下3つをお伝えしていきます。
- 広告が表示される条件
- 広告が表示されるページ
- 設定キーワードのマッチタイプ
順番に見ていきましょう。
広告が表示される条件
X (旧Twitter) キーワード広告とキーワードターゲティング広告の表示条件は、以下の通りです。
広告 | 表示条件 |
X (旧Twitter)キーワード広告 |
|
キーワードターゲティング広告 | 指定キーワードをユーザーがポストまたは反応したときに広告表示 |
先述したとおり、X (旧Twitter) キーワード広告は検索窓にユーザーがキーワードを入力して検索するか、トレンドキーワードやポストのハッシュタグをクリックすると、広告表示される仕組みです。
一方キーワードターゲティング広告はX (旧Twitter) キーワード広告と異なり、直近1週間においてユーザーがどのような内容を検索したか、何をポストしたかにもとづいて広告表示をおこないます。
このようにそれぞれの広告の表示条件は、まったく違うといえるでしょう。
広告が表示されるページ
続いて広告の表示エリアを見ていきましょう。
広告 | 表示エリア |
X (旧Twitter) キーワード広告 | 検索結果ページ |
キーワードターゲティング広告 |
|
X (旧Twitter) キーワード広告は検索結果ページのみに配信されますが、キーワードターゲティング広告はホームタイムラインやプロフィールとポストの詳細ページ、検索結果ページの3つの場所に配信が可能です。
キーワードターゲティング広告のデフォルトの設定では、ホームタイムライン内に表示されるようになっており、カスタマイズによってほか2つの場所へ配信できます。
またホームタイムライン内はオプションではないため、キーワードターゲティング広告の表示エリアから除外できません。
このようにX (旧Twitter) キーワード広告と比較して、キーワードターゲティング広告のほうが幅広い範囲に配信できることがわかります。
設定キーワードのマッチタイプ
X (旧Twitter) ccキーワード広告のマッチタイプが「完全一致」であるのに対して、キーワードターゲティング広告は「部分一致」です。
完全一致は設定キーワードと、文字列が同じである必要があります。
一方、部分一致は以下のように、設定キーワードの一部が含まれていれば広告表示されます。
設定キーワードの例:「ホット コーヒー」
- ホットコーヒーを飲みますか?
- コーヒーはホットとアイスどっちにする?
- ホットの飲み物を飲みたい
設定キーワードの順番が逆な場合や、「コーヒー」ではなく飲み物として関連する用語であっても部分一致は表示されます。
完全一致であるX (旧Twitter)キーワード広告はピンポイントでターゲティングが可能です。
一方キーワードターゲティング広告は、設定キーワードに関連するユーザーへ幅広くアプローチできる点に違いがあると認識しておきましょう。
X(Twitter)キーワードターゲティング広告については、以下の記事「Twitter広告キーワードターゲティングの設定方法やコツ、禁止されているワードを解説」においても解説しています。
X(Twitter)広告キーワードターゲティングの設定方法や、コツなどを詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
X (旧Twitter) キーワード広告を配信する条件
2023年4月からX(旧Twitter)広告の出稿には「X Premium(X(旧Twitter) Blue)」または「 Verified Organizations(認証済み組織)」への加入が必要です。
そのためX(旧Twitter)広告のひとつである、X(旧Twitter)キーワード広告も同様に加入しなければ広告配信できません。
「X Premium」では青い認証バッジがアカウントに付与され、広告出稿のほか、ポストの編集や長文の投稿・ポストの上位表示などさまざまな機能を利用可能です。
「 Verified Organizations(認証済み組織)」の場合は、金色の認証マークが付与されます。
「X Premium」と同じ主要機能が「 Verified Organizations(認証済み組織)」では使えるほか、プロフィール画像の形の違いやDMの数の違いなど、より多くの機能があります。
これまでは一部を除き、どのようなアカウントであっても、X(旧Twitter)広告の配信が可能でした。
しかし仕様変更に伴い配信条件が変わり、現在では月額980円、年払いであれば10280円のサブスクリプションサービスへの加入が必須です。
すでに広告出稿するアカウントが、「X Premium(X(旧Twitter) Blue)」または「 Verified Organizations(認証済み組織)」へ加入済みであれば問題ありません。
もし広告出稿予定のアカウントが未加入であれば「https://twitter.com/settings/premium」から登録しましょう。
登録手順を解説していきます。
まず、「https://twitter.com/settings/premium」へアクセスしましょう。
左下にある「プレミアム」を選択してください。
サブスクリプションの選択画面に遷移します。
個人もしくは組織を選択して、「購読する」をクリックしましょう。
今回は「個人」を選択して、作業をすすめていきます。
「プレミアム」もしくは「プレミアム+」のどちらかを選択したのち、「購読して支払う」をクリックしてください。
電話番号の認証をおこないますので、パスワードを入力しましょう。
パスワードを入力すると、電話番号を追加する画面になります。
入力したら、「次へ」をクリックしましょう。
「わかりました」を選択します。
「確認する」をクリックします。
はじめの画面に戻るので、再度プランを選択のうえ、「購読して支払う」を選択してください。
最後はカード番号を入力して、支払いを済せます。
「申し込む」をクリックすると完了です。
すべての工程を済ませ、アカウントの審査が終われば認証マークが付与されます。
X(旧Twitter)キーワード広告の配信設定方法
X(旧Twitter)キーワード広告の出稿条件を満たしたら、実際に配信するための手順を確認していきましょう。
X(Twitter)キーワード広告の配信は、以下のようにおこなっていきます。
- 「ads.X(Twitter).com」にアクセスしてログインする
- 広告キャンペーンの目的で「キーワード」を選択する
- 広告キャンペーンの種類を4つの中から設定する
- 「キャンペーンの詳細」を設定する
- 最初の広告グループを設定する
- ターゲットキーワードの設定をする
- プレースメントを調整する
- ターゲティングを設定する
- 広告コピーやクリエイティブを設定する
- 配信する
順番に進め方を解説します。
はじめに「 ads.twitter.com」にアクセスしてログインします。
「シンプル」と「アドバンス」2種類から広告を作成できます。
Xでは「シンプル」を選ぶと簡単に広告出稿できるようになっていますが、そのぶん細かな設定はできなくなっています。
より詳細に設定をしたい場合は、「アドバンス」がおすすめです。
今回は「アドバンス」を選択して、キーワード広告を出稿する手順を紹介します。
以下の画面で、「アドバンス」を選びましょう。
「広告キャンペーンの目的」を選ぶ画面に遷移します。
「キーワード」を選択して「次へ」をクリックしてください。
広告キャンペーンの種類を4つの中から、必要に応じて設定しましょう。
今回は例として「アプリのインストール数」を選択して、進めていきます。
「キャンペーンの詳細」を設定していきます。
キャンペーン名 や支払い方法・A/Bテストの有無などを決めていき、右下にある「次へ」をクリックしてください。
続いて、「広告グループの詳細」を入力します。
広告グループ名はわかりやすい名前にしましょう。
配信したいアプリも入力していきます。
続いて、「予算とスケジュール」を入力していきます。
日別予算や、いつから配信するかを設定していきます。
「無期限に運用」のチェックを外すと、広告配信する終了日の設定も可能です。
次に、「キーワードターゲティング」を設定していきます。
キーワード広告キャンペーンでは、必須の項目です。
広告グループ1つにつき、200件まで設定できます。
1キーワードあたり、140文字の制限があるので注意しましょう。
キーワード広告はマッチタイプが完全一致のみなので、できるだけ多くのキーワードを設定することが大切です。
次の「配信」では、目標や入札戦略を選択していきます。
「目標」は右側のタブを開き、「アプリのインストール数」「もしくはアプリのクリック数」から選びましょう。
選んだ目標に応じた入札戦略を設定して、支払い方法も決定してください。
「ペーシング」とは、日別予算のペースを制御できるシステムです。
標準配信を選ぶと1日の中で均等に予算消費ができるため、おすすめされています。
続いて、プレースメントを設定していきます。
「検索結果」はデフォルトで設定されているので、ほかの「ホームタイムライン」や「プロフィール」から配信したい場所を調整しましょう。
配信場所が多いほど、リーチ拡大が狙えます。
「オーディエンスの特性」では性別や年齢・場所などをターゲティングしていきましょう。
「端末」では、iPhoneやAndroidなどのほか、携帯電話のモデルや会社まで詳細に選択できます。
最後に、「オーディエンス」を設定しましょう。
オーディエンスリストがある場合は、ターゲティングに活用できます。
すべて入力を終えたら、右下にある「次へ」をクリックしてください。
「広告の詳細」では、以下のような広告コピーやクリエイティブを設定していきます。
- 広告名
- 商品カテゴリー
- ランディングページ
- クリエイティブタイプ
- テキスト
- メディア
広告名はわかりやすいものにして、商品カテゴリーはサービスに合った種類を選択します。
今回のキャンペーンの種類は「アプリのインストール数」のため、ランディングページやクリエイティブタイプは固定になっています。
選んだキャンペーンに応じて、広告を通じてアクセスしてもらいたいランディングページがある場合は、入力しましょう。
続いてメディアやカルーセルを作成していきます。
X(旧Twitter)キーワード広告の広告コピーには関連性を持たせるために、2個程度を目安としてターゲットキーワードを含めることがX(旧Twitter)では、推奨されています。
広告クリエイティブも同様に、キーワードに合わせた内容にしましょう。
X(旧Twitter)キーワード広告に使用できる広告クリエイティブは、以下があります。
- テキスト
- 静止画
- 動画
- カルーセル
- DPA
広告クリエイティブの静止画や動画は、以下が推奨されているので参考にしてください。
静止画 | 動画 | |
アスペクト比 | 1.91;1 または 1:1 | 16:9 および 1:1 |
ファイルの種類 | PNGまたはJPEG | MP4またはMOV |
ファイルサイズ | 最大5MB | 最大1GB・30MB未満推奨 (15秒以内推奨・最大2分20秒) |
参考:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」
https://business.X(Twitter).com/ja/help/campaign-setup/creative-ad-specifications.html
以下の記事「動画広告を入稿するためのフォーマットを解説!YouTube広告やFacebook動画広告など5媒体について解説」では動画入稿のフォーマットについて詳しく解説しています。
これから動画広告を活用したい! という方は、ぜひご覧ください。
ここまでで、「広告の詳細」をすべて入力したら、右下の「次へ」をクリックしましょう。
最後の確認画面へ遷移します。
最後にキャンペーンの設定が正しいか確認して、問題なければ「キャンペーンを開始」から配信しましょう。
X(旧Twitter)広告の出稿方法については、「【入門】X(旧Twitter)広告とは? 特徴や課金体系・成果を出すコツについて詳しく解説」においても詳しく解説しています。
X(旧Twitter)キーワード広告だけでなくすべての広告に共通していますので、ぜひご覧ください。
X(旧Twitter)キーワード広告を効果的に運用するポイント
ここまで、X(旧Twitter)キーワード広告の配信設定方法についてお伝えしました。
最後に、キーワードターゲティング広告を効果的に運用するポイントとして、以下2つを解説します。
- キーワードを幅広く入れるようにする
- ユーザーニーズに沿ったクリエイティブにする
順番に見ていきましょう。
キーワードを幅広く入れるようにする
X(旧Twitter)キーワード広告はマッチポイントが「完全一致」のみであるため、ユーザーが限定されます。
そのため効果的に広告運用するために、キーワードを幅広く入れる必要があります。
キーワード設定では、以下3つを考慮してみましょう。
- トレンド・季節性
- ハッシュタグ
- 指名ワード
順番に解説します。
トレンド・季節性
幅広いキーワード設定をするには、トレンドや季節性を意識するといいでしょう。
トレンドはアプリやPCの検索ボタンの「話題を検索」から確認でき、現在どのような出来事が話題になっているかがわかります。
季節性を意識したワードには、以下のようなものがあります。
- 入学
- 花見
- ゴールデンウィーク
- 梅雨
- お盆
- お月見
- 運動会
- 紅葉
- クリスマス
- お正月
- バレンタイン
- 卒業式
トレンドや季節性を考慮しながら広告配信したり、通常のポストをおこなったりするとインプレッション数の増加が見込めるでしょう。
ハッシュタグ
ユーザーの興味や関心を明確に表している広告を配信したい場合は、ハッシュタグをつけたキーワードの作成がおすすめです。
ユーザーがハッシュタグつきのキーワードで検索する場合、そのキーワードに関するポストを確実に見つけたいと考えているでしょう。
また同時にユーザーは、ハッシュタグをつけて検索するキーワードに関する情報の新しさ、鮮度においても重視しています。
ハッシュタグをつけたキーワードは注目されやすくなるので、広告の運用の際に作成しておくと表示回数の増加を見込めるでしょう。
指名ワード
指名キーワードの設定によってコンバージョン率を高めたり、他社への流出を防いだりする効果を期待できます。
指名ワードとは自社に関する独自の名称を指し、以下のようなキーワードが挙げられます。
- 企業名
- 商品名
- ブランド名
- 人名
- 屋号
指名ワードの対義語は一般キーワードといい、他社も使用するような汎用性が高く、独自のキーワードではありません。
たとえば「YouTube」を例に挙げてみましょう。
「YouTube」は指名ワードですが、一般キーワードには以下のようなものが挙げられます。
- 動画サイト
- 動画配信サービス
- 動画 人気サイト
- おもしろい動画
指名ワードを用いて、自社や自社サービスの口コミ・評判に関するポストを検索しているユーザーは多いでしょう。
このようなとき、広告配信によってアプローチできるので、コンバージョンにつなげられます。
また競合他社があえて流入目的で他社の指名キーワードを用いて、広告掲載をおこなうケースがあります。
自社サービスを求めて検索しているユーザーが、他社サービスの広告を目にしてそのまま流れてしまう可能性を防ぐためにも、指名キーワードの設定はおすすめです。
コンバージョン率の向上や機会損失の防止のためにも、指名キーワードはキーワード選定において選択肢に入れましょう。
ユーザーニーズに沿ったクリエイティブにする
クリエイティブを検索キーワードと関連性をもたせながら、ユーザーニーズに沿って制作すると、コンバージョン率の向上を期待できます。
一般的な検索連動広告と異なり、X(旧Twitter)ではリアルな情報や口コミを求めて検索するユーザーが多く存在します。
たとえば商品やサービスに関して、以下のようなユーザーニーズに沿った情報を伝えられるクリエイティブを制作してみましょう。
- 使用感
- 信頼性
- 客観性
クリエイティブの工夫によって、自社や自社サービスに対するユーザーのエンゲージメントの高まりが期待でき、コンバージョン率向上を期待できます。
X(旧Twitter)広告を配信するなかで効果分析にお悩みの方は、以下の記事「Twitter分析の必須ツール!Twitterアナリティクスの見方から使い方までをご紹介」もおすすめです。
広告の収益を上げるためのX(旧Twitter)アナリティクス活用法をお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
まとめ
本記事ではX(旧Twitter)キーワード広告について、特徴や配信方法・運用方法を解説しました。
X(旧Twitter)キーワード広告は、X(旧Twitter)独自の検索連動型広告であり、ユーザーが検索した特定のキーワードに対して検索結果ページに広告が表示されます。
マッチタイプは「完全一致」のみの為、配信対象が限定されやすくなりますが、ユーザーに親和性の高い広告を配信できます。
X(旧Twitter)キーワード広告の課題としてインプレッション数の少なさがありますが、キーワード選定やクリエイティブの工夫によって向上を期待できるでしょう。
X(旧Twitter)キーワード広告は、まだローンチしてさほど月日が経っていません。
現段階はベータ版であり、仕様を含めこれからアップデートによる変化もあるでしょう。
最新の情報を取り入れながら、ぜひ一度X(旧Twitter)キーワード広告の運用を試してみてはいかがでしょうか。
当社では、広告代理店、インハウス支援を行っております。もしこの記事を読んで
・理屈はわかったけど自社でやるとなると不安
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・記事に書いてない問題点が発生している
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