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宣伝失礼しました。本編に移ります。
動画広告を活用したいと考えている方、いると思います。
この記事ではこれから動画広告を活用したい方・すでに利用していて別媒体も利用したい方に向けて、各媒体で入稿するためのフォーマットについて、解説していきたいと思います。
今回紹介する内容は以下の見出しの通りです。
また、Google広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、Yahoo! 広告の基礎知識を得たい方は、以下の記事「【入門】Yahoo!広告とは?始め方や出稿種類、費用や特徴など全て解説」にて詳しく解説しています。
また、ディスプレイ広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
LINE広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
X(旧Twitter)広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
Facebook広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
また、Instagram広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
動画広告の基本
そもそも動画を作るにはどういった要素を考える必要があるのでしょうか?
最初に動画制作のキーワードを簡単に理解してしまいましょう。
動画制作で必ず出会うといっても過言ではない用語を、以下のリストにまとめます。
用語 | 説明 |
ファイル形式(コンテナ) | 音声と映像をまとめたものです。ファイルの圧縮率(≒最終的なファイルサイズ)に影響します。
.mp4や.movが主流です。基本的に.mp4の形式であれば問題ありません。 |
動画長(動画時間) | 説明の必要はないかもしれませんが、動画の長さです。
多くの場合最長の動画時間が、場合によっては最短の時間にも規定があります。 |
ファイルサイズ(容量) | 動画ファイルの大きさです。主に〇〇KB、△△MB、□□GBの単位で表されます。
ファイルサイズが大きいとサーバーなどの容量を圧迫してしまうので、基本的に上限が設定されます。 |
アスペクト比 | 動画の横と縦の比率です。一般的に横を先に表記します。
PC向けであれば横長の16:9、スマートフォン向けであれば縦長の9:16といった表記になります。 |
解像度(動画サイズ) | アスペクト比は比率ですが、こちらは絶対値です。単位はpx(ピクセル)です。
例えばフルHDは1920x1080pxを指し、約分すればアスペクト比の16:9で表せます。 |
コーデック | ファイル形式では音声と映像をまとめて圧縮することを説明しましたね。
こちらのコーデックでは音声と映像をそれぞれどの手法で圧縮するか、というものです。 |
ビットレート |
音声・映像の1秒間のデータ量を指し、単位には主にkbps、Mbpsが使用されます。
この数値が高いほどキレイな映像・音声になりますが、ファイルサイズも大きくなります。 |
フレームレート | 動画は静止画を連続でコマ送りすることで動きを表現しており、単位はfps(Frame Per Second)です。
単位の通り、1秒間に何回静止画を更新するかを表しており、この回数が多いほど動きは滑らかです。 多くの場合は30fpsが推奨されており、媒体によっては60fpsも利用可能ですが、ファイルサイズも大きくなります。 |
Google(YouTube)動画広告
Googleで動画広告を利用するには、YouTubeにアップロードした動画のURLを指定する方法が一般的です。
そのため、Google動画広告で推奨されるフォーマット≒YouTubeの推奨フォーマットといえます。
また動画広告に利用する場合には、YouTube側での公開状態が「公開」あるいは「限定公開」となっている必要があります(非公開は不可です)。
さらに、配信手段別に動画時間や動画サイズに規定・推奨値が存在するので、それぞれ紹介します。
まずは共通で推奨される動画フォーマットについて紹介していきます。
ファイル形式 |
MP4 |
アスペクト比 | 16:9(PC・タブレット標準)
9:16(スマホ向け) |
フレームレート | 30fps |
映像コーデック | H.264 |
映像ビットレート | 5Mbps |
音声コーデック | AAC-LC |
音声ビットレート | モノラル:128kbps
ステレオ:384Kbps |
以下の表では各配信手段で、特に個別に指定されている規定・推奨値を紹介します。
空欄については「YouTubeへのアップロードであるため個別の規定がない」などの理由によるものです。
動画形式 | 動画時間 | 推奨アスペクト比(解像度) | ファイルサイズ上限 |
スキップ可能なインストリーム広告 | 上限なし(3分以内推奨) | ||
スキップ不可のインストリーム広告 | ~15秒以内 | ||
TrueView ディスカバリー広告 | 上限なし | ||
バンパー広告 | ~6秒以内 | ||
アウトストリーム広告 | ~30秒以内 | 1:1、200x200px | 200KBまで |
マストヘッド広告 | ~30秒以内 | 16:9 | |
レスポンシブディスプレイ広告(動画) | ~30秒以内 | 16:9、1:1
4:3、9:16 |
Yahoo動画広告
Yahoo広告で入稿可能な形式には
1,レスポンシブ動画
2,PCブランドパネル動画
の2つがあります。
ですが規定されている動画のフォーマット自体は同一のものなので、一気に紹介していきます。
ファイル形式 | MP4、MOV | |
アスペクト比 | 16:9 | 1:1 |
最小ピクセルサイズ | 640×360px | 600×600px |
ファイルサイズ | 最大200MB | |
再生時間 | 5秒~60秒 | |
音声コーデック | AAC LC | |
動画コーデック | H.264、H.265 | |
最小映像ビットレート | 1Mbps以上推奨 | |
最小音声ビットレート | 128kbps以上推奨 |
(参照:レスポンシブ(動画)、PCブランドパネル 広告仕様)
Facebook/Instagram動画広告
Facebook(FB)での動画広告は非常に複雑に見えます。
Facebookだけでなく、Instagram(IG)やMessenger、Audience Networkと、配信面が多いだけでなく、フィードやストーリーなどの多様な配信手段が利用可能なため、どうしても入稿規定も複雑に見えてしまいます。
今回は配信手段別に推奨されるアスペクト比、動画時間、最大ファイルサイズなどをリスト化していくので、ぜひご活用ください。
まず、以下は全体として共通で推奨されている設定です。
ファイル形式 | MP4、MOVまたはGIF |
動画設定 | H.264圧縮 |
音声コーデック | ステレオAAC圧縮 |
音声ビットレート | 128kbps以上 |
推奨サイズ(横×縦) | 1,080 x 1,080px以上 |
続いて各配信手段ごとの既定についてご紹介します。
アスペクト比については、サポートされている中でも特に推奨されているものに☆マークをつけます。
また、空欄の項目については公式サイトでの記載がないものとなっております。
空欄の項目については推奨アスペクト比と、共通の推奨サイズをもとにサイズを算出して目安とすることが可能です。
配信手段 | アスペクト比 | 最小サイズ(横×縦) | 動画長 | 最大ファイルサイズ |
・FBフィード
・IG動画フィード/発見タブ |
1.91:1
16:9 1:1(☆画像) 4:5(☆動画) |
・120x120px
・最小幅500px |
・1秒~241分
・1秒~60分 |
・4GB
・250MB |
FBインスタント記事 | 1.91:1(☆画像・動画)
16:9 1:1 4:5 2:3 9:16 |
120 x 120px | 1秒~241分 | 4GBまで |
FBインストリーム動画 | 1.91:1
16:9(☆動画・画像) 1:1 4:5 2:3 9:16 |
5秒~10分 | 4GBまで | |
・FBマーケットプレイス
・FB動画フィード |
1.91:1
16:9 1:1(☆画像) 4:5(☆動画) 2:3 9:16 |
・120 x 120px |
・1秒~241分 | 4GBまで |
・FBストーリーズ
・Messengerストーリーズ |
1.91:1
16:9 1:1 4:5 2:3 9:16(☆動画・画像) |
最小幅500px | 1秒~2分 | 4GB |
Instagramストーリーズ | 1.91:1
16:9 1:1 4:5 9:16(☆動画・画像) |
最小幅500px | 1秒~60分 | 250MBまで |
FB検索結果 |
1.91:1(☆画像) 1:1(☆動画) |
120 x 120px | 1秒~241分 | 4GB |
IGインストリーム動画 | 1.91:1
16:9(☆動画・画像) 1:1 4:5 2:3 9:16 |
120 x 120px | 1秒~241分 | 4GB |
・AudienceNetworkネイティブ
バナー、インターステイシャル ・Audience Network動画リワード |
1.91:1
16:9 1:1 4:5 2:3 9:16(☆動画・画像) |
・1秒~2分
・3秒~61秒 |
4GB |
(参照:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比)
X(旧Twitter)動画広告
X(旧Twitter)での動画広告では共通の仕様に加え、各種類に応じて推奨されるフォーマットが存在します。
以下の表は共通の仕様です。
ツイート本文 | 半角文字で280字、日本語の全角文字はその半分が最大。
かつリンクが23字を占めるため、実質的に使用できる字数は128字 |
|
ファイル形式 | MP4、MOV | |
ファイルサイズ | 最大1GB | 推奨30MB以下 |
動画長 | 最大2分20秒(140秒) | 推奨15秒以内 |
キャプション | クローズドキャプションまたはテキストオーバーレイ必須 | |
動画ビットレート |
1080pの場合
6,000k~10,000k 6,000kを推奨 |
720pの場合
5,000k~8,000k~ 5,000kを推奨 |
フレームレート | 29.97fps、30fpsを推奨 | 最大60fpsまでサポート |
動画コーデック | 4:2:0の色空間に対応するH.264 | |
サムネイル画像 | ・PNG、またはJPEG
・動画と同じアスペクト比を推奨 ・最大5MB |
|
ループ再生 | 動画時間が60秒未満の場合にループ再生されます。 |
以下の表は動画広告の種類ごとのフォーマットです。
種類 | 推奨動画サイズ | アスペクト比 |
独立した動画広告 |
アスペクト比16:9の場合、1920 x 1080px アスペクト比1:1の場合、1200 x 1200px |
・16:9または1:1 ・2:1~1:1 |
ウェブサイトボタン付きの動画広告 |
アスペクト比16:9の場合、800 x 450px アスペクト比1:1の場合、800 x 800px |
・16:9 ・1:1 |
アプリボタン付きの動画広告 |
アスペクト比16:9の場合、800 x 450px アスペクト比1:1の場合、800 x 800px |
・16:9 ・1:1 |
カンバセーション付きの動画広告 |
アスペクト比16:9の場合、800 x 450px |
・16:9
|
投票付きの動画広告 |
アスペクト比16:9の場合、800 x 450px アスペクト比1:1の場合、800 x 800px |
・16:9 ・1:1(モバイル版では強制的に16:9にトリミング) |
(参照:Twitter広告クリエイティブの仕様)
LINE動画広告
LINE広告では、他媒体よりも動画フォーマットはシンプルです。
ファイル形式 | mp4、およびMOV |
アスペクト比 | 16:9 240x135px~1920x1080px
1:1 600x600px~1280x1280px 9:16 135x240px~1080x1920px |
動画サイズ | 1080pまで入稿可(配信時に720pにリサイズ) |
フレームレート | 最大30fps |
動画時間 | 5秒~600秒 |
動画コーデック | H.264 |
音声 | AAC 128kbps以上推奨 |
ビットレート | 最大8Mbps |
ファイルサイズ | 最大1GB以内 |
(参照:LINE広告(LINE Ads) 入稿規定マニュアル)
汎用性の高い動画とは?
ファイル形式や推奨動画サイズ、ファイルサイズなどを考慮し、最もメジャーなフォーマットを挙げていきます。
ファイル形式 | mp4 |
動画時間 | 15秒、または30秒以下 |
ファイルサイズ | 200MB以下 |
アスペクト比 | 16:9(PC・タブレット向けなら)
1:1(汎用) 9:16(スマホ特化なら) |
動画サイズ | 16:9の場合 1280x720px
1:1の場合 720x720px 9:16の場合 720x1280px |
コーデック | ・音声:AAC-LC
・映像:H.264 |
ビットレート | ・音声:128kbps
・映像:5Mbps |
フレームレート | 30fps |
といったところでしょうか。
必ずしも万能のものではありませんが、かなり広い媒体に対応できるといえるでしょう。
ターゲットを考慮しつつ、アスペクト比などを選択しましょう。
まとめ
動画広告では、音声・映像の両面から印象づけることができるため、うまく活用することでより多くの情報を持たせることができます。
しかし情報量の多さに伴い、考慮しなければいけない入稿規定も複雑化してしまっています。
この記事を参考に、動画広告を活用していただければ幸いです。
今回の記事でも紹介したYouTube TrueView広告についての詳細記事はコチラ
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