検索広告(リスティング広告)を運用している際に自動入札機能を使っている人も多いでしょう。自動入札は機械学習をもとに自動的に入札を行ってくれるので、人の手を使うことなく最適な入札単価を設定することができ非常に便利な機能です。

しかしセール期間など短期間でコンバージョン率が変動するケースがあると、思うような効果が得られない!というようなことも考えられるでしょう。

今回はそのような状況にも対応が可能なYahoo!検索広告における自動入札のスポット調整について、「そんな機能あったの?全く知らなかった!」という人にもわかりやすくご紹介したいと思います。

 

Yahoo! 広告の基礎知識を得たい方は、以下の記事「【入門】Yahoo!広告とは?始め方や出稿種類、費用や特徴など全て解説」にて詳しく解説しています。

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自動入札のスポット調整とは

ここではYahoo!検索広告 自動入札のスポット調整の概要について詳しくご説明します。

どんなもの?

https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/images/rn230802.jpg
(画像引用元:LINEヤフー公式ページ)
従来からある検索広告の自動入札機能は、過去1ヶ月程度の間に発生したコンバージョン率を加味し、入札価格を設定します。

それに対し自動入札のスポット調整は、1週間程度の短期間におけるコンバージョン率の変動を予測して自動入札価格を設定する機能です。

セールやキャンペーンなどが予定にある場合など、コンバージョン率が短期的に変動すると予測できる期間に本機能を設定することで、コンバージョン率を最大化できる可能性があります。

いつから始まる?

本機能は2023年8月23日に提供が開始[和山1] されたばかりの新しい機能ですので、「知らなかった!」という人も多いかもしれませんね。

対象となるツール・キャンペーンタイプについて

対象となるツールは広告管理ツール(古いツールは不可。新しい広告管理ツールのみで利用可能)と、キャンペーンエディターで使用可能です。

また、対象となるキャンペーンタイプは“標準キャンペーン”と“動的検索連動型広告キャンペーン”です。アプリ訴求キャンペーンには設定できない、ということは留意しておきましょう。

自動入札のスポット調整を利用するメリット

ここでは、自動入札のスポット調整を使うとどんなメリットがあるのかを詳しくご紹介します。

配信の調整が簡単になる

従来の自動入札は長期的な実績や予測をもとに入札価格を設定しています。そのため短期間のコンバージョン率の変動にはうまく対応できない可能性が高いのが難点で、例えばセールなどの一定期間だけ手動入札に切り替えたり自動入札の目標値を変更したりする必要がありました。

当然その期間が終われば、設定をもとに戻す手間も発生してしまいます。自動入札のスポット調整を利用すれば、普段の設定を変更せずに短期間の変動に簡単に対応が可能です。

短期間の変動にも対応できる

従来の自動入札は、過去1ヶ月程度の間に発生した実績や予測から入札価格が自動的に調整される仕組みです。

そのため、セールやキャンペーンなど数日間程度の短期的なコンバージョン率が変動する可能性が高いイベントがあると、長期的な機械学習に影響が出てしまい適切な入札価格に調整されなくなる可能性もあります。

自動入札のスポット調整を利用すると、短期間の変動にスムーズに対応が可能で、通常の機械学習に悪影響を及ぼすことを防ぐことが可能です。

補正サポートも追加可能

自動入札のスポット調整機能は、さらに追加で設定を調整できる点もメリットです。

セール期間や月末・月初めなど、事前に大きな変動を予測できるポイントがあるのであればコンバージョン率を引き上げることで獲得を最大化するなど、自動入札だけだと対応が難しい補正にも対応することができます。

自動入札のスポット調整の設定方法

ここでは、自動入札のスポット調整の設定方法を順番に詳しく説明していきます。

管理画面から選択

新しい広告管理画面の右上にある「ツール」ボタンをクリックし、運用支援の中にある「自動入札のスポット調整」を選択します。

設定項目を入力

設定項目を入力する画面に移り、下記の項目を入力します。

スポット調整名

任意の名称を設定します。

適用期間

14日以内で期間を設定します。カレンダーを表示させて日時を選択したり、直接入力することも可能です。

対象のキャンペーン

調整するキャンペーンを選択します。選択できるキャンペーンは「コンバージョン単価の目標値」と「広告費用対効果の目標値」の自動入札を設定しているキャンペーンのみです。

デバイス

調整する対象のデバイスを選択します。PC・スマートフォン・タブレットから選択可能です。

コンバージョン率の調整

コンバージョン率を−90%から+900%の間で調整率を設定します。

(画像引用元:ヤフー株式会社HP
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/2308_YSA_Seasonality_bid_adjustment_JA.pdf.pdf)

自動入札のスポット調整利用のポイントを紹介!

ここでは、自動入札のスポット調整を利用する際のポイントや注意点を詳しくご紹介します。

7日以内の設定がおすすめ

自動入札のスポット調整の設定では適用機関として14日までの期間を設定することができますが、7日以内の設定が推奨されています。

長めの期間を設定してしまうと、スポット調整の本来の効果を得にくい可能性があるので注意が必要です。

対象キャンペーンに注意

自動入札のスポット調整機能を使用できるキャンペーンは「コンバージョン単価の目標値」と「広告費用対効果の目標値」を設定しているキャンペーンのみです。

それ以外のキャンペーにも設定することは可能ですが、調整は実施されません。またアプリキャンペーンには設定ができないので注意しましょう。

予算設定について

自動入札のスポット調整で予算の引き上げ設定を行った場合は、ご利用金額が通常よりも増えてしまう可能性があります。

月末に設定するときなどは特に、予算をオーバーしないように1日の予算設定に注意を払う必要があるでしょう。

従来の管理ツールでは使用できない

従来の広告管理ツールを使用している方は、自動入札のスポット調整機能は設定できません。本機能を利用したい場合は、新しい広告管理ツールを利用する必要があります。

キャンペーンエディター利用時の注意

キャンペーンエディターで自動入札のスポット調整を利用したい場合は、すべてのキャンペーンをダウンロードしないと使うことができません。

全キャンペーンをダウンロードすると、自動入札のスポット調整機能の作成・編集・閲覧・削除を行えるようになります。

まとめ

Yahoo!検索広告における自動入札のスポット調整は、キャンペーン期間やセール期間、月末や月初めなど短期的なコンバージョン率が変動する期間にスムーズに対応できる機能です。

通常の自動入札の設定を変更したり手動入札にしたりといった手間をかけずに効果を最大化できる可能性があるため、広告運用の強い味方となるでしょう。

適用されてから日が浅く、注意すべきポイントもあるのでしっかりと知識を固めてから利用開始すれば、大きなトラブルを防げますよ。



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