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宣伝失礼しました。本編に移ります。
ユーザーは、広告を見たからといってすぐにアクションを起こすとは限りません。
中には「広告を見たが反応せず、しかし後に広告の商品・サービスを購入した」というケースも発生します。
その分析に役立つのがビュースルーコンバージョンという指標です。
また、Google広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、ディスプレイ広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
ビュースルーコンバージョンとは
ビュースルーコンバージョンとは、広告がユーザーに視認されたもののコンバージョンには至らず、しかし後になって達成はされたコンバージョンを指します。
この指標を考慮して分析することによって、間接的にユーザー行動を促した広告の見当をつけることができます。
類似する用語としてクリックスルーコンバージョンが存在します。
ビュースルーコンバージョンがユーザーからの広告の視認を条件としている一方、クリックスルーコンバージョンでは、クリックされたもののコンバージョンには至らず、後に達成されたものを計上します。
ビュースルーコンバージョンの条件
ビュースルーコンバージョンを計測するには、大きく2つの条件があります。
- ユーザーがサイト間のCookieを許可している
- 媒体の規定する「ユーザーからの広告の視認性」を満たしている
Googleディスプレイ広告では、広告面積の50%以上が1秒以上画面に表示された場合に「ユーザーが広告を視認した」と規定されています。
以上の条件を満たした場合に、ユーザーのビュースルーコンバージョンを測定することができます。
ビュースルーコンバージョンの設定方法
ビュースルーコンバージョンをレポートに表示するためには
①コンバージョンアクションに対してのビュースルーコンバージョン計測を有効にし
②レポート列に表示する
という手順が必要です。
管理画面右上のツールからコンバージョンの測定の設定画面を呼び出し
コンバージョンアクションの設定からビュースルーコンバージョンの計測期間を設定します。
期間は画像内に表示されている期間以外にも1日~30日以内の任意の日数を指定可能です。
最後に広告のレポート列にビュースルーコンバージョンを追加します。
レポートの表示項目を選択する画面、コンバージョン一覧の下部に格納されているビュースルーコンバージョンを選択し、レポート列に追加しましょう。
まとめ
ユーザーは広告の視認したらすぐに行動するとは限りません。
広告に惹かれた後、比較検討を経てコンバージョンに至ったのであれば、それは効果のある広告であるといえます。
単純にクリック率やコンバージョン率だけをもとに分析するのではなく、ビュースルーコンバージョンについても考慮してみましょう。
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