Googleには、視認範囲の平均インプレッション単価という指標が存在します。
広告は実際にユーザーが目にしてこそ効果を発揮するものであり、そのコストパフォマンスを分析するための指標の一つです。
平均インプレッション単価という用語を理解しているか不安という方は、まずこちらの記事に目を通していただけると理解がスムーズかと思います。
Google広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
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視認範囲の平均インプレッション単価とは
視認範囲の平均インプレッション単価には、配信している広告の中でもユーザーが実際に目にした広告の平均インプレッション単価が反映されます。
類似する語の平均インプレッション単価では「サイト上に表示されたすべての広告」が対象となります。
一方視認範囲の平均インプレッション単価で対象となるのは「サイト上に表示され、かつユーザーが視認した広告」であり、言い換えれば実際に効果を発揮した可能性がある広告であるといえます。
指標として
平均インプレッション単価から視認範囲外のインプレッションを除外して計算されます。
広告が実際に効果を発揮するために平均いくらの費用がかかっているのかを分析することができます。
入札単価として
視認範囲のインプレッション単価は、Google広告における入札単価の一つとして採用されています。
この入札単価を採用するメリットは、当然ですが「実際に効果を発揮する可能性がある広告に投資できる」という点です。
極論を言ってしまうと、いくらコスパよく広告を表示し続けていたとしても、一度もユーザーの目に入っていなければ何の意味もありません。
視認される可能性の高い枠に広告を出稿できるという点を考慮して入札単価を選択しましょう。
一方、視認範囲のインプレッション単価での入札は、通常の「インプレッション単価」と比較してやや高額になりがちであるというデメリットも存在します。
広告をユーザーが目にする可能性を向上させるというメリットと費用のデメリットを比較し、より効率的な入札単価を選択する必要があります。
視認範囲の平均インプレッション単価の確認方法
「視認範囲の平均インプレッション単価」指標はGoogle広告のレポート列に表示することで確認できます。
レポート列への表示項目の変更画面から視認性一覧を表示し、視認範囲の平均インプレッション単価を選択しましょう。
まとめ
広告を配信する上で、ユーザーがそれを視認しているか否かの間には大きな違いがあります。
配信された広告の中には「サイトに表示はされたもののユーザーはそれを目にしていない」ものも存在しており、広告自体の効果とは無関係なところに原因がある場合もあります。
この指標を活用することで、実際にユーザーに効果を与える広告にかかっている費用がどの程度なのかを分析することができ、より正確な効果測定が可能となります。
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