Googleディスプレイ広告には「相対クリック率」という指標が存在します。

自社の広告が他社の広告に比べてどの程度のクリック率を得られているかを知ることができる指標です。

 

今回はその相対クリック率について解説していきます。

 

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相対クリック率の算出方法

相対クリック率では同じサイトにおける平均との差を表したものであり、同一サイトでのすべての広告のクリック率を平均化し、100%とした数値が基準となります。

 

例えばサイトAでの広告全体のクリック率が0.1%である一方、自社広告のクリック率が0.2%であった場合、平均の2倍のクリック率を獲得していることになるため、表示される相対クリック率は200%ということになります。

一方でサイトBでの広告全体のクリック率が0.2%である一方、自社広告のクリック率が0.1%であれば相対クリック率は50%となります。

相対クリック率が何を表すか

相対クリック率で表されるのは「他の広告とのクリック率の差」です。

「クリック率」の指標は、広告が表示されたプレイスメントがそもそも広告のクリック率が低いなどの理由によって変化してしまう場合もあります。

一方の相対クリック率では同じ条件下での競合とのクリック率の差が示されます。

プレイスメントに影響を受けずに効果を測定するためにも「クリック率」だけでなく、相対クリック率についても注目する必要があると言えます。

 

相対クリック率が低い原因はユーザーからの関心など、端的に言って魅力の面で劣ってしまっていることが考えられ、見込みユーザーを競合に取られる可能性すらあります。

リーチしたユーザーを着実にコンバージョンにつなげていくためにも、相対クリック率の低下には注意する必要があります。

 

相対クリック率が100%を下回っている場合、まずは100%以上を目指すところから始めましょう。

相対クリック率の確認方法

相対クリック率は広告のレポート列に追加することで確認できます。

番号の順にクリックし、

表示項目の「競合指標」内にある相対クリック率を選択して列に追加しましょう。

まとめ

相対クリック率では、同一サイト上におけるすべての広告のクリックに対して自社広告がどの程度のクリック率を獲得できているかがわかります。

サイト自体の広告のクリック率に関わらず競合との比較をすることができるという意味では無視することのできない指標です。

 

また、相対クリック率が低い場合には競合と比較してクリックされやすい広告になっていないという意味でもあります。

リーチしたユーザーを着実に獲得していくためにも、クリック率だけでなく相対クリック率についても注目しましょう。

 

 



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