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宣伝失礼しました。本編に移ります。
Amazonは日本最大級の総合オンラインストアでもう既に利用したことがある方がほとんどでしょう。
またAmazonで商品を出品している方もいるでしょう。
その中で商品を出品しているものの広告は出稿していない問い方に是非検討してみて欲しいのが「Amazon広告」になります。
Amazon広告は、基本的に Amazonに出店・出品されていることが前提であるため、Google 広告や Yahoo! 広告のように広告代理店が簡単に出稿できないのが現状です。
今回はそのAmazonが提供している広告「Amazon広告」について詳しくご説明していきます。
Amazonとは
画像引用元:広告媒体資料 (2021年10-12月期)[PDF]
Amazonとは、数億種類の品揃えを誇る世界的な総合オンラインストアで、ビデオオンデマンドやミュージックなど日常生活に欠かせない様々なサービスを提供しているのがAmazon社です。
Amazonはトップクラスの国内のメディアサイトになります。
利用者数も多く幅広い年代の方が利用しています。
今回はその「Amazon」の広告についてご説明していきます。
Amazon広告とは
Amazon広告とは、Amazonが運営している広告媒体になります。
主にAmazonのトップページや検索結果、商品詳細ページなどに表示される広告になります。トップページや検索結果、商品詳細ページなどに表示される広告達は表示される順位は入札によって決定し、広告料金は広告がクリックされた数によって決まるクリック課金制になっています。
Amazon広告の最大の特徴はユーザーの購買意欲の高さにあります。
Amazon内で商品検索をする人はそもそも「商品を知る」ではなく、「商品を買いたい」という欲があります。
通常、物を購入するまでには次のステップがあると言われています。
Attention(注意・認知)
Interest(興味)
Search(検索)
Action(購買)
通常は商品を認知し興味を持って初めて「検索」をします。商品を認知してから購買が離れています。
しかしAmazonのユーザーは初めから購買意欲が高い状態でSearch(検索)するため、Action(購買)までの距離が短いです。
つまりAmazon広告は購入意欲が非常に高い「顕在層」に広告を届けることができるものです。
そんな購入意欲が非常に高い「顕在層」に広告できるAmazon広告は大きく分けると3種類あります。
Amazon広告の種類
Amazon広告には、主に「スポンサープロダクト広告」「スポンサーディスプレイ広告」「スポンサーブランド広告」の3種類と「Amazon DSP」があります。
Amazon内広告(Amazonスポンサー広告、Amazonスポンサーブランド広告、Amazonスポンサーディスプレイ広告)とAmazon DSPとイメージしていただいた方が分かりやすいかと思います。Amazon内広告の目的が「購入に直接繋げる」なのに対し、Amazon DSPの目的は「ブランド認知や購入検討段階にいる人を増やす」というイメージです。
下記でそちらを詳しく説明していきます。
スポンサーディスプレイ広告
スポンサーディスプレイ広告は自身のブランドを広めることや、購入を働きかけるのに有効な出稿方法になっています。
Amazon社では下記の様に記されています。
スポンサーディスプレイ広告とAmazon Advertisingは、ブランドの認知度と新規のお客様の獲得において重要な要素です
– Ram Sharan氏、デジタルマーケティングマネージャー、Osmo
引用元:スポンサーディスプレイ広告-AmazonAdvertising
競合他社の商品を見ている人を自社商品ページに誘導できること、詳細ページまで見ているような、積極的で購買意欲の高いユーザーにアピールできることがスポンサードディスプレイ広告の特徴です。
下記の記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
![](https://digima-labo.com/wp-content/uploads/2021/09/Amazon%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99%E3%83%86%E3%82%99%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%82%A4%E5%BA%83%E5%91%8A-1.png)
スポンサープロダクト広告
Amazonスポンサープロダクト広告とは、ユーザーがAmazon内で「検索したキーワード」に連動して検索結果に、または「閲覧している商品」に関連した広告を出稿できます。掲載面としては主に商品検索結果ページのトップやサイド、検索結果内、商品ページなどがあります。
商品検索結果や商品ページなどの最初のページや、Amazon内の購入者の目につく場所に広告が表示されるため、購入者が商品を見つけるのに役立ち、商品の売り上げ向上だけでなく、認知度の向上も期待することができます。
下記の記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
![](https://digima-labo.com/wp-content/uploads/2020/12/Amazon-%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99%E5%BA%83%E5%91%8A-1.png)
スポンサーブランド広告
検索結果ページの上部の広告枠に表示される広告です。ブランドのロゴや独自の見出し、商品も最大3つまで掲載できます。販売促進と同時にブランドの認知を上げることを目指す広告です。
商品画像をクリックすると商品詳細ページへ、広告コピーやロゴをクリックするとストア(自社の商品をまとめて掲載できるカスタムページ)や独自のランディングページに移動します。
Amazon DSP
Amazon DSPは、Amazon内外で新規および既存のオーディエンスにリーチするために、広告をプログラマティックに購入できるデマンドサイドプラットフォームです。
Amazon DSPはAmazon外部のサイトでもAmazonユーザーを自社商品にアプローチさせること可能になります。
Amazon広告の特徴
購入意欲の高いユーザーにリーチできる
Amazonを訪問する多くの人は、何らかの商品を買おうという目的を持っています。欲しい商品をキーワードで絞り込んだユーザーに、そのジャンルの自社商品をアピールできるのがAmazon広告です。広告をクリックしてもらえれば購入ボタンのある商品詳細ページへと移動するので、購入される確率が高まる広告と言えます。
手軽で始めやすい
クリック課金の手ごろな料金と簡単な手続きで広告が出せるという手軽さはAmazon広告の最大の魅力です。また、キーワード設定やクリエイティブの制作が自動化されているので、Web広告が初めての企業でも手軽にスタートできます。
数多い競合のなかから自社商品を見つけてもらえる
Amazonの検索結果の上位には販売数や閲覧数が多い商品が並びます。新規で出品する商品は販売実績が少ないので、ユーザーに見つけてもらうのが難しいですが、Amazon広告を上手に運用できれば露出を増やすことができ、ユーザーから選択される可能性が高まります。
ターゲティングによって競合の商品詳細ページに広告を表示し、競合の商品を閲覧中のユーザーにアピールすることもできます
Amazon広告で実績を作れば、さらに売りやすくなる
Amazon広告で多くの人の目に留まり商品が売れると、おのずとレビューも増加します。ロイヤリティの高いユーザーからの高評価は、次の顧客を呼び込みます。また、販売数の増加はAmazonの検索結果に反映され、上位表示の可能性を押し上げます。Amazon広告によって実績を作れば好循環が起こり、Amazonでの販売を活性化することができるのです。
Amazon広告で利用可能なターゲティング
Amazon広告には詳細なターゲティング機能が用意されています。自社に目的に合ったターゲティング設定をすることでより広告効果アップが期待できます。詳細は下記の通りです。
またキーワードターゲティングというキーワードを設定しターゲティングをする手法もあります。こちらはスポンサープロダクト広告のターゲティング方法になります。
Amazonのキーワードターゲティングでは、キーワードを選択して検索結果や商品詳細ページに商品を表示できます。購入者が貴社と類似する商品を検索する際に使用する検索ワードが分かっている場合に使用できます。
下記の記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
![](https://digima-labo.com/wp-content/uploads/2020/12/Amazon%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%99-1.png)
Amazon広告の費用面
Amazon広告の課金方式はクリック課金型です。
表示された広告がユーザーにクリックされると費用がかかるシステムです。表示回数によって費用が発生することはありません。
広告種別 | 特徴 | 目安費用 |
スポンサープロダクト広告 | ユーザーの検索に類似した商品を掲載してコンバージョンを狙える |
|
スポンサーブランド広告 | 商品やブランド認知向上に最適 |
|
スポンサーディスプレイ広告 | 関連商品やカテゴリーによるターゲティングで、商品詳細ページへ掲載可能 |
|
AmazonDSP広告 | Amazon以外のサイトへ配信可能 |
|
Amazon広告の出稿条件
- 出品商品が新品であること
- 日本国内すべてに商品を発送することが可能である
- アダルト商品ではないこと
- Amazon ブランド登録済みである(スポンサーブランド広告出稿の場合のみ)
またAmazon出品サービスではAmazon出品サービスには小口プランと大口プランの2つがあります。
小口プランでは広告出稿が出来ないので、Amazonセラーセントラル登録時には必ず大口プランに登録をするようにしましょう。各プランの詳細は下記の通りです。
小口プラン | 大口プラン | |
商品出品制限 | 毎月商品49点まで出品可能 | 毎月50点以上出品可能 |
料金 | 商品ごとに100円+手数料(カテゴリにより変動) | 月額4,900円+手数料(カテゴリにより変動) |
広告出稿 | 不可 |
Amazon広告の階層
Amazon広告の配信設定は「キャンペーン」「広告グループ」「商品(SKU)」の3階層に分かれています。
キャンペーン | |||
キャンペーンでは、広告の予算および日付ごとに広告がグループ化される | |||
広告グループ | 広告グループ | ||
プロモーション対象となる商品の指定の他に、ターゲティングの詳細設定を行う | |||
商品 | 商品 | 商品 | 商品 |
広告グループで宣伝する商品を指定する |
「キャンペーン」が一番上の階層となっており、「広告グループ」と「商品(SKU)」をまとめて管理し、「広告グループ」の中に広告を配信する商品を入れ込んでいきます。配信の調整はどの階層でも行う事ができ、これといったルールもありません。
ただ、管理画面上でも階層は関係してきます。「キャンペーン」同士では並列で見ることはできますが、他の別々の「キャンペーン」内の「広告グループ」は並べて見ることはできないので、運用の利便性を考えて作成することも考えましょう。
「キャンペーン」
Amazonで広告を掲載するには、キャンペーンを作成する必要があります。
特定の商品、特定の期間、または広告のテーマに基づいてキャンペーンを作成することができます。各キャンペーンには1つの広告タイプが含まれ、売上やブランドの認知度など、達成したい主な目標に合わせて作成します。
「広告グループ」
キャンペーンの下の階層にあたるのが広告グループです。
広告グループを使用すると、ブランド、商品、カテゴリー、価格帯、またはテーマやターゲティング戦略などの分類ごとに広告をグループ化することができます。
広告グループは、スポンサープロダクト広告キャンペーンで利用できます。 キャンペーンは、1つ以上の広告グループで構成されます。1つのキャンペーンに広告グループを複数追加が可能です。
「商品(SKU)」
広告グループの下の階層にあたるのが商品(SKU)になります。商品(SKU)では広告グループで宣伝する商品を指定していきます。商品名やAmazonの商品識別に使われる番号「ASIN」(Amazon Standard Identification Number)で検索したり、事前に用意したASINのリストの取り込みなどで広告グループに商品を追加していきます。ここで選択した商品だけが該当の広告グループの配信対象となります。
Amazon広告の注意点
出稿できる企業や商品には条件がある
これまで紹介してきたように広告の種類によっては、Amazonのおすすめ商品だけを対象としていたり、Amazonブランド登録をしている企業限定だったりといった条件があります。
また、マーケットプレイスへの出品には大口出品と小口出品の区別があるのですが、小口出品で登録している場合はAmazon広告を利用できないというルールもあります。
出稿できない商品がある
Amazonには、アダルト関連、中古品、再生品のほか、タバコ・電子タバコ、銃刀類・そのほかの危険物、医薬品、医療機器といった商品は広告を出すことができません。
Amazon広告のまとめ
今回はAmazon広告の基本についてご説明させていただきました。
Amazon広告は、他媒体の広告などに比べてクリック単価も低くコンバージョン率も高い傾向があり費用対効果の高いものになります。
まだECサイトを運用しているのにAmazon広告はまだ…っというかたは是非検討してみてください。
当社では、広告代理店、インハウス支援を行っております。もしこの記事を読んで
・理屈はわかったけど自社でやるとなると不安
・自社のアカウントや商品でオーダーメイドで説明して欲しい
・記事に書いてない問題点が発生している
・記事を読んでもよくわからなかった
など思った方は、ぜひ下記のページをご覧ください
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