動画広告やライトボックス広告などで使用されるエンゲージメント単価(CPE)をご存知ですか?
エンゲージメント単価(CPE)は、「Cost Per Engagement」の頭文字をとったもので、1エンゲージメントあたりのコストを表す指標です。
今回はエンゲージメント単価の平均を確認することができる「平均エンゲージメント単価」についてご紹介してまいります。
また、Google広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、ディスプレイ広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
平均エンゲージメント単価とは
広告の指標としてエンゲージメントとは、ブランドや商品を消費者に認知させCV(購買に至る能動的行動)につながるような欲求をユーザーの心理に芽生えさせユーザーに行動させるという、広告などの効果を測るというものです。
Google社では下記のように定義されています。
エンゲージメントの定義:サイトやアプリに対するユーザーの操作です。
例:
コンテンツ配信者の場合は、ページを下方向にゆっくりスクロールするといった操作がエンゲージメントになります。ユーザーが記事の長さを確認するためではなく、内容を読むためにスクロールしていることを示すエンゲージメントです。
e コマースサイトの場合は、商品の詳細ページを閲覧する、特定のページに一定時間留まるといった操作がエンゲージメントになります。
オンライン バンキング アプリの場合は、口座の残高確認などです。
大学のサイトの場合は、情報動画の視聴などがエンゲージメントになります。
引用-エンゲージメント: 定義
また平均エンゲージメント単価とは、広告のエンゲージメント 1 回にかかった費用の平均額です。広告のすべてのエンゲージメントで発生した合計費用を、広告のエンゲージメントの合計回数で割った値です。
計算式にすると下記のようになります。
平均エンゲージメント単価=エンゲージメント単価で発生した合計広告費用÷エンゲージメントの合計回数 |
そもそもエンゲージメント単価(CPE)とは
エンゲージメント単価(CPE)とは、ユーザーが広告に反応してエンゲージメントが発生した場合のみ料金が発生する入札方法です。
こちらは広告タイプによって料金の発生のためのユーザーの操作が異なります。
ライトボックス広告
広告を展開することでエンゲージメントが発生。
動画広告
動画広告を 10 秒以上(10 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴することでエンゲージメントが発生。
アプリ訴求動画広告
動画広告を 10 秒間(10 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか、動画広告をクリックすることでエンゲージメントが発生。
インフィード動画広告
ミュートされている動画広告を 10 秒間視聴するか、クリックして動画を最後まで視聴することでエンゲージメントが発生。
例)
広告主様はライトボックス広告(大きなサイズに展開可能なエキスパンド広告の一種)の費用をエンゲージメント単価に基づいて支払います。ライトボックス広告に対するユーザー エンゲージメントが発生した場合(広告に 2 秒間カーソルを合わせて広告を展開した場合など)は、サイト運営者様の収益が発生します。
平均エンゲージメント単価の活用方法
エンゲージメントに関する指標を確認することで、広告の成果を把握できます。関連性が高く、ターゲットが適切に絞り込まれ、魅力的なコンテンツを備えた広告を表示すれば、ユーザーがブランドとより深く関わるよう促すことができます。
下記ではエンゲージメントに関する指標をご紹介します。
平均エンゲージメント単価以外のエンゲージメントに関わる指標
ここではエンゲージメントに関わる指標をご紹介します。
指標 | 意味 |
---|---|
エンゲージメント | ユーザーが広告を操作すること |
エンゲージメント率 | ユーザーが広告を操作した回数を、広告が表示された回数(インプレッション数)で割った値 |
平均エンゲージメント単価 | 1 回の広告操作に対してお支払いいただく平均額 |
クリック数 | サイトへの実際のクリックスルー |
平均エンゲージメント単価の表示列への追加方法
Google広告管理画面を開きます。
広告管理画面左側「キャンペーン」を選択します。
キャペーンのページが現れたら、右側の小さいアイコン「表示項目」を選択してください。
キャンペーンの表示項目の変更から「掲載結果」をクリックします。
「掲載結果」から「平均エンゲージメント単価」を選択し「適応」をクリックすることでレポートに表示されます。
平均エンゲージメント単価のまとめ
今回は「平均エンゲージメント単価」についてご説明させていただきました、いかがでしたか?
動画広告などで使用される広告が表示されるだけであれば無課金の入札方式で、出稿した広告に興味を持ってくれたユーザーのアクションによって課金がされます。
ターゲットが適切に絞り込まれユーザーがブランドとより深く関わるよう促すことができるので是非こちらの記事を参考に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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