今回は目標インプレッションシェアの特徴の一つ「広告の掲載位置」についてご説明していきます。
また、Google広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、ディスプレイ広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
目標インプレッションシェアとは
そもそも目標インプレッションシェアとは、自動入札戦略の1つで指定したインプレッションシェア(広告表示率)を超えるように自動入札をしてくれる機能です。検索広告のみで使用が可能になります。
目標インプレッションシェアの特徴
ここでは簡単に目標インプレッションシェアの特徴を簡単に説明していきます。
プレースメント
目標インプレッションシェアは表示位置を指定して入札できるようになります。「ページの最上部」「上部」「任意の場所」の3つに設定が可能になり、設定内容に基づいて自動的に入札単価が調整されます。
入札単価制限
目標インプレッションシェアでの入札単価の上限を設定することが可能です。
入札単価調整と目標インプレッション シェア
入札単価調整は目標インプレッションシェアでは適応されません。
目標インプレッションシェアでは、リアルタイムのデータに基づいて入札単価が最適化されるためです。
ただし。モバイル デバイスに広告が表示されなくなるように、モバイルの入札単価調整を -100% に設定することはできます。
詳しくは下記の記事でご説明しているので参考にしてみてください。
目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置とは
目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置とは、上記の「目標インプレッションシェアの特徴」の「プレースメント」でご説明させていただいた機能になります。
なぜプレースメントが目標掲載位置とも呼ばれているかは下記に理由があります。
目標インプレッションシェアが登場する前に入札戦略として「検索ページの目標掲載位置」や「目標優位表示シェア」でなるべく上位に表示されるように目標を設定していました。
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ただ「検索ページの目標掲載位置」や「目標優位表示シェア」は2019年6月下旬に提供終了となり、新たに「目標インプレッションシェア」という機能が導入され、従来の機能は目標インプレッションシェアに移行されました。
目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置で実際に表示できる場所
Google 検索結果ページの最上部、上部、または任意の場所の 3 つの選択肢があります。
また設定の例としては下記の様な設定が可能です。
例)
ページ最上部のインプレッション シェアの目標を 65% に設定した場合、Google 広告では、広告がページ最上部に表示される可能性があった合計回数のうち 65% を達成できるようにクリック単価が自動的に設定されます。 |
検索結果ページの最上部
検索結果の最初のページの最上位に表示されます。
検索結果ページの上部
検索結果の最初のページの上部のどこかに表示されます。
検索結果ページ(任意の位置)
検索結果ページのどこかに表示されます。
目標インプレッションシェアの設定方法
- 自動入札を導入するキャンペーンを選択
- 「入札単価」から「インプレッションシェア」を選択
- 「広告の掲載場所」を選択
- 「目標インプレッションシェア(%)」を入力
- 「上限CPCによる入札の上限」を入力
目標インプレッションシェアを導入するキャンペーンを選択
Google広告か目標インプレッションシェアを導入するキャンペーンを選択、またはキャンペーンタイプで検索広告を選択し作成します。
「入札単価」から「インプレッションシェア」を選択
既存のキャンペーンを選択した場合は入札単価」を展開し、重要とする指標に「インプレッションシェア」を選択します。
新しく作成する場合は、単価設定部分のプルダウンを開き「インプレッションシェア」を選択します。
「目標掲載位置」の設定
「ページの最上部」「上部」「任意の場所」から広告の掲載場所を選択してください。
「目標インプレッションシェア(%)」、選択した掲載位置にどのくらい表示したいのかを割合で入力します。
加えて「上限CPCによる入札の上限」を入力します。入力内容を保存、設定したら目標インプレッションシェアの設定は完了です。
目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置の表示列への追加方法
Google広告管理画面を開きます。
広告管理画面左側「キャンペーン」を選択します。
キャペーンのページが現れたら、右側の小さいアイコン「表示項目」を選択してください。
「目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置」を選択し「適応」をクリックすることでレポートに表示されます。
目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置のまとめ
今回は目標インプレッションシェアにおける目標掲載位置についてご紹介させていただきました。目標インプレッションシェア(%)を設定すると、ブランドにとって重要な検索を実施しているユーザーに自社の情報をアピールできます。
ブランド キーワード、サービス名などの指名キーワードを入札する場合や多少利益率が落ちても競合よりもどうしても上位表示を優先したいキーワードがある場合などぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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