水漏れの修理など検索ユーザーが緊急を要していたり、広告主へ直接詳しい内容を聞きたい場合、Webサイトより電話での問合せをしたい時ってありますよね。
そんな時に効果的なのは「Google電話専用広告」です。
電話での問合せを促進することができる為、電話問い合わせ件数を目標に広告配信をする場合におすすめです。
また、Google広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、ディスプレイ広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
Google電話専用広とは
電話専用広告とは、ユーザーに直接電話で問い合わせすることを促進した広告です。電話専用広告は広告をタップするとその端末から広告主に対して直接電話をかけることができ、その場でお問い合わせをすることが可能となる広告である。
Google電話専用広告の仕組み
Google電話専用広告は、通常のテキスト広告同様にユーザーの検索に対して広告を配信されます。
それを見たユーザーが広告をタップし、広告に設定した電話番号が表示されます。(広告主の電話番号、もしくは※Google広告専用転送電話番号)
ユーザーが電話番号をタップして通話が開始されるという仕組みになっています。
引用:電話専用広告について- Google広告ヘルプ
Google電話専用広告の入稿規定
電話専用広告の掲載には、下記の設定が必要になります。
- 広告見出し 2 つ(推奨オプション)
- 店舗/サービスの名称
- 電話番号
- 広告文2行
- 表示URL
- 確認用URL
広告見出し 2 つ(推奨オプション)
広告見出しは、広告見出し1と広告見出し2の2つが設定可能です。それぞれ、半角30文字を登録可能です。電話専用広告では、電話番号の下、ビジネスの名前の隣に表示されます。
店舗/サービスの名称
ビジネスの名前には会社や組織の名前を記載します。以下のような場合には、広告が承認されない可能性があるため注意が必要です。
電話番号
問い合わせ用の電話番号を記入します。電話番号はHP・LPに記載されているものしか利用できないため、注意が必要です。
広告文2行
テキスト広告同様に、半角90文字(全角45文字)で商品やサービスについての詳細を記入できます。
確認用URL
最終ページURLには、広告のリンク先を設定することが可能です。最終ページURLを設定することで、「ウェブサイトにアクセスする」という文言ともにユーザーは電話をかけるのか、HP/LPへ移動するのかを選択することができるようになります。
情報 | サンプル広告 | 最大文字数(半角/全角) |
広告見出し1(省略可) | 広告見出し1 | 30文字/15文字 |
広告見出し2(省略可) | 広告見出し2 | 30文字/15文字 |
会社名 | 会社名 | 25文字/12文字 |
電話番号 | 電話:(000)000-000 | なし |
広告文1 | 広告文1 | 90文字/45文字 |
広告文2(省略可) | 広告文2 | 90文字/45文字 |
表示URL | www.example.com | 35文字/17文字 |
確認用URL(省略可) | www.example.com/contact | なし |
引用:電話専用広告について-Google広告ヘルプ
Google電話専用広告の注意点
類似のビジネスと区別の付かないビジネス名は使用できない
- 不正確なビジネス名
- 宣伝対象となるビジネスを適切に表していない
- 類似のビジネスと区別の付かないビジネス名
- ビジネス名の項目におけるプロモーションの文言
上記に当てはまるビジネス名は使用できません。使用できるものは、ドメイン名をビジネス名として使用する場合や商品やサービスの正規の販売パートナーや代理店でのビジネスを適切な表現したもの(例:名古屋で Acme 自動車を販売するディーラーであれば「名古屋 Acme」というビジネス名)が使用できます。
承認された電話番号を広告に使用
ユーザー エクスペリエンスを向上させるため、電話番号は広告または表示オプションで使用する前に、Google によって確認される必要があります。
Google電話専用広告のメリット
ワンタップでユーザーが直接電話で問合せ可能
電話専用広告は表示されている電話番号をワンタップするだけで電話をかけることができます。通話自体をコンバージョンとして設定していれば、よりビジネス目標を達成できる可能性が高まります。
電話を促す広告文を表示できる
電話専用広告は、電話をかけてもらうことに特化した広告です。
Webサイトへ誘導するリスティング広告の電話へ誘導するバージョンと考えてください、電話へ誘導する広告文を表示できます。
電話番号の下に、ユーザーに向けて”今すぐ電話したい”と思わせるような広告文で訴求することができるのです。
通話レポートで掲載結果が測定できる
電話専用広告では「通話レポート」により掲載結果が測定可能です。
電話で問合せを受けコンバージョンに繋がることが多い広告主であれば、結果分析を通じたビジネス改善に役立てることができます。
Google電話専用広告のコツ
対応時間を設定する
電話専用広告を作成する際には、電話対応が可能な時間を設定します。
スケジュール設定で広告に掲載をすることが可能です。スケジュール設定を行わないと深夜など広告主が対応できない時間にも電話が発生してしまう事が考えられます。通常のテキスト広告同様に電話専用広告もクリックの際に費用がかかってしまうため、無駄に広告費がかかってしまいます。
サービス内容を詳細に記載する
電話専用広告は、ユーザーがHPやLPへ移動することなく直接広告主へ電話をかけることができるという事が最大の特徴でした。そのため、ユーザーは広告の見出し、パス、説明文などを閲覧し、電話をかけるか否かを判断します。ユーザーが不安になり電話を躊躇しないように自社の商品やサービスがユーザーの「どんな悩み事を解決できるのか」「どんなメリットがあるのか」などをユーザーの気持ちに寄り添って掲載する必要があります。
Google電話専用広告の設定方法
Google広告管理画面での設定方法
キャンペーンをクリックし、「広告表示オプション」をクリックします。
次に、新規作成ボタンを押します。
「電話番号表示オプション」を選択してください。
設定画面に移動します。
追加先を▼から選択します。
次に広告に表示する電話番号を入力し、保存をクリックしたら完了です。
Google広告エディターでの設定方法
まずGoogle広告エディターを開きます。
左側のツールから「広告表示オプション」をクリックし「電話番号表示オプション」を選択します。
画面上にある「電話番号表示オプションを追加」をクリックし作成していきます。
まず、どのキャンペーン、広告グループに電話番号表示オプションを付けるのか選択し「OK」を押してください。
右端に編集画面が現れますので、電話番号、コンバージョンアクション、出稿期間など入力してください。
そちらで完了になります。
通話レポートについて
通話レポートでは、さまざまな項目を確認することが可能です。確認できる代表的な項目は以下の通りです。
-
電話の開始/終了時間
-
通話時間
-
発信者の国コード
-
発信者の市外局番
-
発信者の電話番号
-
着信応答の有無
これらに加え、レポート画面の列をカスタマイズすることで、キーワード名、キャンペーン名などさまざまな指標を確認することが可能です。
また、通話コンバージョンも確認できると更に詳細なデータの分析が可能ですので合わせてご紹介します。
Google広告の通話コンバージョンとは
広告経由の通話数とウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせのトラッキングタイプでは、通話時間が設定した時間を超えた電話問い合わせをコンバージョンとしてトラッキングできます。
通話コンバージョンを利用すると下記の3点が計測することが可能です。
- 広告経由の通話数
- ウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせ
- モバイルサイトでの電話番号のクリック
広告経由の通話数
広告から直接かかってきた通話をトラッキングします。
電話番号表示オプションや住所表示オプション付きの電話専用広告や広告が、どの程度電話での問い合わせにつながっているかを把握できます。
ウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせ
広告と接点をもった後、ウェブサイトに掲載された電話番号にかけてきたユーザーの通話をトラッキングします。
モバイルサイトでの電話番号のクリック
モバイルサイト上での電話番号のクリックをトラッキングします。
通話レポートの設定方法
通話レポートを利用するための設定方法をご紹介します。
利用するためには広告アカウント単位で通話レポートを「オン」に設定する必要があります。
Google広告管理画面で左カラム[設定]内の[アカウント設定]から[通話レポート]をオンにすることで設定が可能です。
通話レポートの確認方法
通話レポートは管理画面右上「レポート」をクリックして「事前定義レポート」を選択してください。
「広告表示オプション」を選択します。
「通話データの詳細」で通話レポートえお確認することができます。
Google電話専用広告のまとめ
今回ご紹介したGoogle電話専用広告いかがでしたでしょうか?
電話の問い合わせを増やすのが目的で広告を配信する場合、電話専用広告が効果的です。
電話専用広告は、広告上からすぐに電話でコミュニケーションを取ることができ、悩みや不安を相談をしたいユーザーにとっては非常に嬉しいサービスです。
この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
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