アプリをインストールする際はどこからすることが多いでしょうか。App StoreやGoogle Playストアからのインストールするのが通常であると思いますが、そこに行き着くまでに広告でアプリを知り興味を持ちインストールした、ということも多いのではないでしょうか。アプリを広告で配信するSNS媒体は多くありますが、今回はFacebookでのアプリ広告について紹介していきます。
Facebookアプリ広告ではアプリのインストール以外にも目的を持って配信することが可能でアプリ内の購入も増やしたい!という方にお勧めしたいのがFacebook アプリ広告ですのでぜひ参考にしてください。
また、Facebook広告やInstagram広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
Facebook Instagramアプリ広告とは
Facebook アプリ広告はユーザーにアプリのインストールしてもらうことを目的とした配信を指します。広告をクリックすることで、Google PlayストアやApp storeに遷移しますのでそのままアプリのインストールに繋がります。また、Facebook アプリ広告では既にアプリをインストールしているユーザーにアプリを利用するように促すことが出来るのも特徴です。
Facebook アプリ広告を使用すると以下の4つのプラットフォームで配信ができます。
- Messenger
- Audience Network
配信可能なプラットフォーム別配置
以下がFacebook アプリ広告で配信可能なプラットフォーム別配置になっています。
Facebook右側広告枠、Audience Networkインストリーム動画、Messenger広告メッセージでは配信できませんのでご注意ください。
Facebook Instagramアプリ広告のメリット
Facebook アプリ広告を利用することでどのようなメリットがあるのか、以下の3つを紹介します。
新規利用者を獲得する
Facebook アプリ広告では前述の通り、アプリのインストールを目的とした広告のため、新規ユーザー獲得のために配信できます。よく利用するアプリストアからアプリをダウンロードする可能性が高い利用者にアプリを宣伝する場合は、「アプリのインストール」の目的を選択し、配信します。
既存の利用者に再度リーチする
Facebook アプリ広告新規ユーザーの獲得だけではなく、すでにアプリをインストールしているが全然起動していないユーザーに利用を促すように広告を配信することが可能です。アプリを宣伝して、利用者に購入やゲームでの特定レベル達成といった特定のアクションを促します。
利用者がアプリを試せるようにする
インストール前のユーザーに、アプリのプレビューや操作画面を配信することが可能です。プレイアブル広告を使って短いプレビューを掲載し、利用者が操作できる形式にして、ダウンロードの前にアプリを試せるようにします。
参考:アプリ広告について
Facebook Instagramアプリ広告の設定前にやるべきこと
Facebook アプリ広告を最大限に活用するために、設定前に登録しなければいけない項目があります。
- アプリをFacebookに登録する
- Facebook SDKにアプリを追加する
Facebook SDKとはSoftware Development Kit の略称で、ソフトウェア開発キッドを指します。Facebook SDKを実装することで、アプリのインストール、アプリの起動、アプリ内購入が自動で計測可能になります。アプリに応じたイベントの計測も可能になっているのでゲームアプリの場合はステージクリア数の測定等、イベントごとで用意されている標準イベントを利用して追加で実装することが可能です
Facebook Instagramアプリ広告の設定方法
前述の事前に登録しなければならない登録設定からキャンペーンの作成までの設定方法を解説していきます。
Facebookにアプリを登録
新しいアプリをまだ作成していない場合は開発者ツールを開き作成します。
「アプリのセキュリティの確認」をクリックします。
「アプリの作成」をクリックします、すると下記の画面に移動します。
今回登録してようとしているアプリに必要な機能を選択してください。
- アプリ表示名
- アプリの連絡先メールアドレス
- ビジネスマネージャーアカウント
こちらは▼のプルダウンから選択してください。
上記の3つが入力できたら「アプリの作成」をクリックしてください。
こちらは以下を参考に開発者の方連携を取り行ってください。
Android-ステップ1:Facebookアプリを構成する
Facebook SDKを実装
こちらは以下を参考に開発者の方連携を取り行ってください。
広告キャンペーンを作成します
広告マネージャーを開き「作成」をクリックします。
「アプリのインストール」をクリックし、キャンペーンタイプを選択し「次へ」進みます。
・キャンペーン詳細
キャンペーン名:任意で入力してください。
特別な広告カテゴリ:社会問題や選挙、政治に関する場合はオンにしてください。
キャンペーン詳細:キャンペーン詳細は作成時に選択したものになるので変更いたしません。
OS 14用キャンペーン:iOS14以降を使用中の人のみにリーチできる機能です、ご利用の場合はオンにしてください。
広告セットの設定をする
広告セット名:任意の名前を入力してください。
アプリ:Google Play、iTunes、iPad用iTunes、Facebookキャンバスなどのアプリが登録できます。
追加するには、検索欄で自身のアプリを検索するか、アプリストアのURLを貼ってください。
・地域と言語
・最適化の管理
インストール数を伸ばしたい方は「アプリのインストール」など広告の目的によって選択しましょう。
入札戦略は入札価格上限を設定しておくと予算内でインストール数を獲得できるため設定しておくとよいでしょう。
を設定していきます。
新規広告を設定します。
・広告名:任意の名前を入力してください。
・広告に表示する名前:FaceBookページを追加します。
・クリエイティブ:メディアをアップロードし、メインテキストを入力してください。
今回は①で「メディアを追加」をクリックして画像、動画をアップロードをしてください。
「+写真をアップロード」をクリックすると自身のファイルが開かれるので広告に挿入したい画像を選択してください。
②のメインテキストは広告の説明を記入してください。ほとんどの配置で表示されますが、位置は配置によって異なりますので作成後ご確認ください。
「公開する」をクリックして完了です。
Facebook Instagramアプリ広告を活用する際のコツ
広告素材は、アプリの内容が伝わりやすいように作成する
クリエイティブを作成する際には、アプリの内容、アプリで何ができるのか具体的な使用例などが一目でわかるように作成しましょう。アプリを使用中のスクリーンショットやアプリストアの説明文を用いたりすることだけでもクリエイティブが充実したものになります。
複数の画像や動画を使って、動きあるクリエイティブでユーザーに訴求する
上記の内容をさらに充実させるためには、一枚の静止画よりよも複数のカルーセル画像や動画を使用して配信することでより内容を分かりやすくユーザーに訴求することができます。カルーセル画像ではアプリの使用画面を載せましょう。また、動画を載せることで実際の動作を事前に確認することができるので、ユーザーはアプリを使用した時のイメージがより湧きやすくなります。
コールトゥアクションボタンでユーザーを直接誘導する
コールトゥアクションボタンは広告ページに配信される【インストール】や【購入する】といったユーザーへのアクションを直接促せるボタンを指し、11種類の中で設定が可能です。
- アプリを利用
- インストール
- 音楽を聴く
- 詳しくはこちら
- ゲームをプレイ
- 購入する
- ダウンロード
- 登録する
- フォローする
- 他の動画を見る
- 予約する
この中でもアプリがどういった内容のものなのか、それに合わせたものを選択し、ユーザーをアプリインストールへ直接誘導していきましょう。
広告経由でアプリをインストールしたユーザーの動向を追う
Facebook SDKを実装することで、アプリ内の購入数やアプリのアンインストール数といったユーザーの動きを確認することができます。アプリ広告の配信ではインストール数を増やすことが第一目標であるとは思いますが、そのさきのアプリない購入数や利用者を増やすことが最も目標にするところだと思います。インストール数を伸ばしたところでアンインストールが増えたり、インストールしたまま利用につながっていない場合はよりよりターゲティングができていると言えません。インストールしたユーザーの動向を探りながら運用していくことも重要になります。
Facebook Instagramアプリ広告のまとめ
今回はFacebook アプリ広告について解説しました。アプリのインストール目的以外でも配信が点やSDKの実装で細かいところまで計測ができたりと、運営するにあたりメリットの多い広告です。また、Facebookでは細かいターゲティングができるのも大きな利点ですのでFacebookとinstagramの併用で年齢層が異なるユーザーにもリーチしていきましょう。ぜひFacebook アプリ広告の利用を検討してみてください。
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