Instagramのストーリーズ広告をご存知でしょうか。今、通常投稿と同様のフィード広告よりも効果が期待されているのがストーリーズ広告です。今回はブランド認知、コンバージョンの獲得と目的ごとに合わせた運用のポイントや設定方法をまとめて紹介します!
また、Instagram広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
Instagramストーリーズ広告とは
画像引用元:ストーリーズ広告の戦略を強化する
ストーリーズ広告とは、24時間で表示が消えるストーリーズに広告を配信できる機能のことです。ストーリーズ広告では、写真投稿の場合1投稿15秒間、動画の場合10秒以上のものは1~3枚の複数のストーリーズカードに分けられ表示されます。その後にオプションとして【続きをみる】オプションから最後まで視聴することができます。という表示回数としては、フォローユーザーのストーリーズを3アカウント視聴ごとに1回になります。
insatgramストーリーズ広告の特徴
ユーザーの投稿と間に入り自然にリーチできる
ストーリーズ広告は、ユーザーの投稿との間に表示されるので必ず表示されます。一方でストーリーズではタップで飛ばすことも可能ですので、以下にして飛ばされないようにするかが重要です。
また、広告表示後のユーザーのアクションは画面下部に表示される矢印を上にスワイプすることでサイトへ遷移されます。動作一つでサイト遷移ができますのでユーザーへの誘導が行いやすいのも特徴の一つです。
縦型の全画面表示でインパクトを出せる
ストーリーズ広告では、フィード広告では行えない縦型全画面での表示が可能ですので、よりインパクトのある配信を行えます。上述の通り確実に表示されますので、インパクトのあるクリエイティブでユーザーへ商品への強い訴求が期待できます。
instagramストーリーズ広告の費用、課金形態
instagramストーリーズ広告では、最低出稿額の100円から配信を行えます。Facebook広告マネージャー上で管理を行うので費用の設定は特に必要ありません。
最低100円からの出稿で非常に安価で配信できるのが魅力的ですが、効果測定をするにはある程度のボリュームがないと出来ませんので、注意が必要です。最低でも数万円以上での出稿を行いましょう。
instagramストーリーズ広告の入稿規定
デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: MP4、MOVまたはGIF
- アスペクト比: 9:16
- 動画設定: H.264圧縮方式、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン、および128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
- 動画のキャプション: 任意ですが、推奨されます
- 動画音声: 任意ですが、推奨されます
動画のファイルコンテナには編集リストや特殊なボックスを含めることはできません。
動画の上下約14% (250ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置しないようにし、これらの重要なクリエイティブ要素がプロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠れないようにします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
技術要件
- 動画の長さ: 1秒~60分
- 最大ファイルサイズ: 250MB
- 最小幅: 500ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
instagramストーリーズ広告の設定方法
- 広告マネージャを開き、[+ 作成]を選択します。
- マーケティングの目標に合う目的を選択します。
- キャンペーンの詳細を入力します。[配置]レベルで**[自動配置]**を選択します。[手動配置]を選択する場合は、[Instagram]の[ストーリーズ]のチェックボックスをオンにします。
- 続けて、広告の予算と掲載期間を設定します。次の手順で広告の表示方法に関わる要素を選択します。
- 広告フォーマットとして、[シングル画像]、[シングル動画]、または[カルーセル]を選択します。
- 広告に求められる仕様を確認します。
- 広告に画像や動画を追加し、残りの詳細を入力します。画像と、「トラフィック(アプリまたはMessenger)」、「動画再生数」、「メッセージ」、「コンバージョン(アプリまたはMessenger)」、「来店数」以外の目的を選択した場合は、ストーリーズテンプレートを利用できます。ストーリーズテンプレートは、クリエイティブをストーリーズの縦型のアニメーションにカスタマイズできる無料のデザインツールです。
- [確認]を選択して、広告の編集を完了します。
instagramストーリーズ広告利用の際のポイント
最初の数秒で注意を惹くようなクリエイティブ作成
ストーリーズ広告ではユーザーとの投稿の間に挟まれているため広告感なく馴染める反面、配信面を飛ばされてしまう可能性もあります。ですのでストーリーズ広告ではとにかくクリエイティブが重要になります。表示される時間が非常に短いので、なるべくテンポのはやく、重要なポイントを素早く伝えるストーリー展開を心がけましょう。視覚だけの情報だけではなく、商品に合わせたキャッチーなナレーションやサウンドをつけることでも効果が出そうです。
動画と静止画を組み合わせて飽きの来ない構成
複数の広告セットを使用したキャンペーンは効果が出やすい傾向にあります。例えば、商品の紹介を画像で、商品の使用シーンを動画で紹介する等で画像と静止画の組み合わせが行えます。また、静止画ひとつにしてもスタンプ等の使用で動きを持たせることも有効です。その際に注意しておきたいのが、スタンプの使用で商品の注目を欠くことの内容にしましょう。あくまで動きを持たせて、商品に対する印象づけや、自然に目に入るような構成としてスタンプを使用しましょう。
目的にあったデザインを心がける
ストーリーズ広告ではまず、どのような目的で配信するのかが重要です。まず、ブランド構築が目的なのかコンバージョンが目的なのかを考えてみましょう。それによってクリエイティブの構成が変わってきます。ブランド構築の場合はユーザーの目線で広告を配信し、コンバージョン目的の場合は商品に焦点を当てて作成をしてみましょう。クリエイティブの先頭にロゴやメッセージを配置することでそれぞれの用途に合わせた構成ができ、効果が発揮できそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はinstagramストーリーズ広告について解説いたしました。ストーリーズ広告は、フィード広告よりも閲覧率が高く、若年層へのリーチができる配信面になっています。必ず表示できることが大きなメリットでもありますので、クリエイティブやターゲット設定を工夫することで大きな効果が期待できますのでまだ導入していない方はぜひ検討してみてください。
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