広告の効果を分析するとき、視認範囲のクリック率について注目していますか?
通常のクリック率による分析も重要ですが、それだけでは本当に効果がある広告を見逃してしまう場合があります。
そこで活用したいのが視認範囲のクリック率指標です。
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視認範囲のクリック率とは
視認範囲のクリック率は、広告をユーザーが視認した「視認範囲のインプレッション」に対するクリック率を計上したものです。
どのような状態を「ユーザーの視認」とするかについての解説はこちらの記事に掲載しています。
クリック率との違いとして、ユーザーは確実にその広告を視認していることが判明しているため、ユーザーが実際にその広告に惹きつけられたかまでわかることが挙げられます。
通常のクリック率ではユーザーはその広告を目にしていない可能性もあり、そもそもクリックする機会すらなかった可能性があります。
その点視認範囲のクリック率を考慮することで、広告自体が刺さらないのか、それとも掲載位置の問題なのか判断することまでできます。
視認範囲のクリック率の重要性
ユーザーが目にしていない、つまり視認範囲のインプレッションが少ない場合には、クリック率を分析してもあまり意味はありません。
クリック率が低い場合には、まずユーザーが視認しているかまで確認し、視認範囲のクリック率は良好である場合には視認範囲のインプレッションを重視した入札に切り替えるといった施策を取る必要があります。
逆に言えば、このような分析を行わずにクリック率だけに注目してしまった場合には、ユーザーの目に入ってさえいれば有効だったはずのクリエイティブを見逃してしまう可能性があります。
視認範囲のクリック率についても考慮することで、より正確な分析を行うことができます。
視認範囲のクリック率の確認方法
「視認範囲のクリック率」指標はGoogle広告のレポート列に表示することで確認できます。
レポート列への表示項目の変更画面から視認性一覧を表示し、視認範囲のクリック率を選択しましょう。
まとめ
通常のクリック率の分析は、効果の測定の第一歩としては間違いなく必要です。
とはいえクリック率が低いからといって切り捨ててしまっては、掲載位置によっては効果を発揮したかもしれないクリエイティブまで切り捨ててしまうことになりかねません。
より正確かつ効果的な広告配信をするためにも、視認性を考慮した分析を行いましょう。
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