Yahoo!広告掲載順位や掲載の有無を決める広告の品質という言葉を耳にしたとはありますか。
広告の品質は入札単価以外にもオークション時の広告の品質、入札単価、広告表示オプションなどの複数の要素が算出に用いられます。
今回はその要素の1つ「推定クリック率」についてご説明していきます。
またYahoo! 広告の基礎知識を得たい方は、以下の記事「【入門】Yahoo!広告とは?始め方や出稿種類、費用や特徴など全て解説」にて詳しく解説しています。
また、検索連動型広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
また、リスティング広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
推定クリック率(推定CTR)とは
推定クリック率とは、その広告がどれだけクリックされうるかという推定の値です。
推定クリック率は「広告の品質」を決める1つの要因でもあります。
広告の品質とは
「広告の品質」とは、インターネットユーザーに対する広告の有用性、利便性を評価するものです。Google広告で「広告ランク」と呼ばれるものとほぼ同様の指標です。
広告やキーワードといった単一の要素ごとに定義されるものではなく、広告オークションに参加するたびに、推定クリック率、表示URLの過去のクリック率、広告文と検索クエリーの関連性、広告が掲載される地域別の掲載実績(アカウント全体)を含む複数の要素を加味してリアルタイムに評価されます。
推定クリック率や表示URLの過去のクリック率などの広告のクリック率を高めることで、広告の品質が向上する可能性があります。
推定クリック率(推定CTR)と「表示URLの過去のクリック率」の違い
推定クリック率は、広告(タイトル・説明文)がどれだけクリックされうるかという推定の値です。
一方で「表示URLの過去のクリック率」は、その表示URL自体がどれだけクリックされたかという実績値です。
Yahoo!社では下記のように記されています。
説明 | |
推定クリック率 | その広告(タイトル・説明文)がどれだけクリックされうるかという推定の値です。広告の過去のクリック数やインプレッション数の影響を受けます。 |
表示URLの過去のクリック率 | 「表示URLの過去のクリック率」は、その表示URL自体がどれだけクリックされたかという実績値です。 例: 「http://www.yahoo.co.jp」が登録されている場合、当該リンク「http://www.yahoo.co.jp」がどれだけクリックされたかという実績値です。 |
引用元:「広告の推定クリック率」と「表示URLの過去のクリック率」の違いを教えてください
推定クリック率の表示列への追加、確認方法
まず「推定クリック率」など「広告の品質」の具体的な数値は確認できないため、品質インデックスを参考値として確認します。
品質インデックスとは
品質インデックスは、広告の品質を評価する指標です。
品質インデックスは、広告の関連性および、入稿されたキーワードが広告のクリックに結びつくかの予測により算出されます。
今回、品質インデックスを参考値として確認するのは「推定クリック値」です。
推定クリック値は品質インデックスを構成する要素のうちの一つで、広告が表示された際にどれだけクリックされるかを推定し評価したものです。「平均より上」「平均値」「平均より下」のいずれかで表示されます。
推定クリック値の確認手順
まずYahoo!広告管理ツールの検索広告管理画面を開きます。
画面中央の「表示内容選択」から「キーワード」をクリックします。
赤枠の「表示」をクリックします。
次に「表示項目の編集」をクリックします。
「表示項目の編集」画面から「推定クリック値」にチェックを入れ「適用」をクリックし完了です。
推定クリック率(推定CTR)のまとめ
広告の品質の要素の1つである「推定クリック率」を向上させることで検索広告の掲載順位を上げることができます。
「広告の品質」が高い場合、広告の掲載順位は上がりやすく、クリック単価が低くなる傾向があります。
今回の記事を参考に推定クリック率など広告の品質の指標を確認して広告の順位をたかめていきましょう。
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