また、Google広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、ディスプレイ広告に関してに関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
いきなり自動化の設定をすることは非常に危険
広告運用は、費用がかかる分、ある程度早いスパンで結果を求められることが多いです。
「人工知能が最適化してくれますから!」など、悠長なことを言えるケースはごく稀です。
*もちろん、潤沢な予算のあるナショナルクライアントであればそれでもいいかもしれません
まずは、手前の結果を担保しつつ、自動化した際に最大限の成果を得るために、正しくアカウントにデータを学習させましょう。
自動化の前は、手動で調整し、ターゲットを正しく読み込ませる
膨大な予算があり、数億円規模の赤字を許容できるナショナルクライアントを除き、運用型広告はある程度速い段階で収益性を確保する必要があります。
膨大な予算投下の元、運用初期からAIに全て(ターゲット/入札/クリエイティブetc,,,)運用を委ねる場合を除いて、まずは手動で、自社商品のターゲットユーザーはどこに当たるのか、のデータを読み込ませることで、自動化した際も成果の悪化を最小限のコスト/期間で収めて運用することができます。
引用: 北の達人セミナー
自動化を最大限に活かすためのアカウント設計チェックリスト7個【手動/データ蓄積段階】
1.CVしているキーワードが「完全一致」で設定されている
過去にCVしている、もしくは明らかにCVの可能性が高いキーワードに関しては、完全一致で設定し、高い入札で設定します。そのクエリでCV獲得数が増えれば、このキーワードはCVする可能性が非常に高いと機械に判断され、自動化したい際も初動から高い入札で設定してくれます。
2.ノイズとなる除外キーワードが「フレーズ一致」で設定されている
CVキーワード同様、CVの可能性が高い、もしくはターゲット外のキーワードに関してはフレーズ一致で除外しましょう。自動化した際も除外して運用してくれます。
3.各出稿プロダクトに対して、リマーケティングリストが適切なリーセンシーで設定されている
リマーケティング・リターゲティング以外のプロダクトでも、リストの追加・入札比率調整が可能です。
Google Analyticsの、コンバージョン→マルチチャンネル→所用期間から、コンバージョンまでにかかった日数を元にして、李マーケティングの日数(リーセンシー)を調整しましょう。
4.性別に対して適切な入札の緩急が設定されている
男性、女性でオーディエンスの緩急をつけることができます。確度はおおよそ70%なので、Facebookほどではありませんが、高い精度でターゲティングすることができます。
5.年齢に対して適切な入札の緩急が設定されている
- 18~24 才
- 25~34 才
- 45~54 才
- 55~64 才
- 65歳以上
の5段階で入札の変更などを行うことができます。明らかに若年層寄りの商材などは65歳以上の年齢削除、などの活用がオススメです。
6.デバイスに対して適切な入札の緩急が設定されている
- スマホ
- PC
- タブレット
の3つで設定可能です。
7.世帯収入に対して適切な入札の緩急が設定されている
- 上位 10%
- 11~20%
- 21~30%
- 41~50%
- 31~40%
- 下位 50 %
の6段階で設定することができます。高額商材などで、上位10%の入札を引き上げるなどの使用方法がおすすめです。
自動化設定
自動化発動条件
- tCPA入札の場合、過去30日間で30件以上のCVが「キャンペーン単位で」行われている
- ROAS入札の場合、過去30日間で50件以上のCVが「キャンペーン単位で」行われている
過去30日間で、上記のCV件数を満たさない場合、MCV(マイクロコンバージョン)の設定をすることがおすすめです。
Google Ads タグ設置方法/コンバージョン設定方法
また、これらはあくまでも自動化する上での最低値と捉えた方が、安全な運用ができます。オススメの条件は、広告グループ単位でCV(MCVではなく)が30件程度出ていれば、比較的安全に自動化が進みます。
tCPA設定
tCPA、tROASの設定はキャンペーン単位で設定されます。なので、広告グループごとに入札戦略を変えることはできませんので、入札戦略を変えて運用したい場合には、キャンペーンごと変更してください。
自動入札と手動入札を比較したい場合
キャンペーンを分けて、入札戦略以外を(広告文、キーワード)を同じ条件に設定して比較してください。その際、自動化するキャンペーンに割く予算分でも、自動化発動条件を満たすように設定してください。
- 例
月間60件のCVの上がっているキャンペーンを、自動化vs手動の比較をし、
自動化:手動=5:5
の割合でテストする場合、自動化のキャンペーンが30件を満たすので、自動化のテストをしても大丈夫と言えます。
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