2021年2月18にGoogle広告により「レスポンシブ検索広告が検索キャンペーンの新しいデフォルト広告タイプ」となることが発表されました。
Googleの検索連動型広告は、これまで「テキスト広告」「レスポンシブ検索広告(RSA)」のどちらかを選択できましたが、デフォルトの設定がレスポンシブ検索広告(RSA)のみになりました。
今回はデフォルトの設定がレスポンシブ検索広告(RSA)のみになったことで期待できる効果や注意点を解説していきます。
引用:レスポンシブ検索広告を使ってクリック数とコンバージョン数を増やす-Google広告ヘルプ
また、Google広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、検索連動型広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
また、リスティング広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
そもそもレスポンシブ検索広告とは
複数パターンの広告見出し・説明文を、機械学習を利用して組み合わせ、ユーザーに関連性の高い訴求を自動で行ってくれる広告パターンのことです。
毎日15%もの新しい検索語句が生まれていることを踏まえると、広告の見出しと説明文を自動で組み合わせてくれるレスポンシブ検索広告を出稿する事によって成果向上が見込めそうです。
ただし、全てレスポンシブ検索広告にすれば万事OKというわけではなく、広告グループごとに 2 つ以上の拡張テキスト広告と 1 つのレスポンシブ検索広告を設定することが、Googleの公式ヘルプでは推奨されています。
レスポンシブ検索広告に関しては、下記の記事を参照ください。
Google検索連動型広告のデフォルト設定がレスポンシブ検索広告(RSA)のみになった理由
Googleではデフォルトの設定を拡張テキスト広告(ETA)をからレスポンシブ検索広告(RSA)に変更するいくつかの理由を提供しています。
機械学習によりパフォーマンスが向上
近年Googleでは自動化への移行するパターンが多く見受けられます。それはGoogle機械学習によってキャンペーンの柔軟性、クリック数、コンバージョン数などパフォーマンスが向上すると考えて」いるからでしょう。
消費者行動の変化による適応性の向上
消費者のニーズと優先順位は絶えず変化しており、パンデミックが進行するにつれてこれまで以上になっています。 Googleがレスポンシブ検索広告(RSA)を推進する理由は、広告主が個別の静的広告を作成して手動でテストすることなく、自動的に変化する市場トレンドに適応するためのより良い方法を提供するためです。
アカウントの管理と最適化の簡素化
Googleは基本的に、より多くの機械学習メカニズムを使用できるため、より多くの広告主(特に初心者の広告主)にレスポンシブ検索広告(RSA)を使用してもらいたいと考えています。これにより、Googleは共同のパフォーマンスに関連するより多くの推奨事項を作成できますアカウント管理を迅速かつ合理化してくれます。
レスポンシブ検索広告(RSA)と拡張テキスト広告(ETA)の違い
まずお伝えしておくとレスポンシブ検索広告(RSA)と拡張テキスト広告(ETA)は補完関係にあります。
比較して優劣を競うというものではく、補完関係にあるためよりよい共存を模索したほうが広告の成果の向上が見込めるでしょう。
- 見出しを15個、説明文を4個登録できる
- 登録された見出し・説明文の中から、表示されるものが都度自動で組み合わされて配信される
- 広告の有効性を確認できる機能がある
こちら詳細や広告の有効性の確認方法はこちらで詳しく解説しています。
Google検索連動型広告のデフォルト設定がレスポンシブ検索広告(RSA)でも拡張テキスト広告の作成も引き続き可能
成果の良い広告見出しの組み合わせは固定で表示させたいですよね。
その場合は拡張テキスト広告の作成で対応可能です。
広告作成から、右上に「テキスト広告に切り替える」のボタンがあるので、そちらをクリックすれば切り替わります。
レスポンシブ検索広告(RSA)のまとめ
今回のアプデから、そう遠くない将来、レスポンシブ検索広告(RSA)しか入稿できない未来も有り得そうですが、組み合わせによって意味の通らない広告も生成されてしまうことをもあり、まだ拡張テキスト広告の入稿は可能そうです。
前述の通り、広告グループごとに 2 つ以上の拡張テキスト広告(ETA)と 1 つのレスポンシブ検索広告(RSA)を設定することが、Googleの公式ヘルプでは推奨されていますので、まだ入稿したことのない方は、こちらの記事をきっかけに1パターンだけでもレスポンシブ検索広告(RSA)を入稿してみてはいかがでしょうか。
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