広告を運用していると、「Google広告のラベル機能」というものを目にすることが多くなりますが、詳しく知っている方はあまり多くありません。

Google広告のラベル機能という言葉は見覚えがあっても、実際に使用してみたことはあまりないという方もいるのではないでしょうか?

本記事では、Google広告のラベル機能についての概要や、利用することで得られるメリットなどを詳しくご紹介していきます。

Google広告のラベル機能を使ったことで得られるメリットや、設定する方法、使い方などを詳しく解説していきますので、より理解を深めたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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Google広告のラベル機能とは?

広告を運用しているとよく目にする「Google広告のラベル機能」とは、簡潔にまとめてしまうと、集計する作業時間を短縮するためのツールのことをいいます。

Google広告のラベル機能では、「キャンペーン」や「広告グループ」、「広告」、「キーワード」の4つをラベリングすることが可能です。

それぞれの要素から、任意で「意味別」に分類することができ、広告を運用している担当者が必要としているデータのみを抽出し、集計することができるようになります。

通常、広告の運用を考えるときには、収集したデータの集計作業が発生してしまいます。

最終的には、集計されたデータをしっかりとプランニングすることが必要になりますが、その集計作業の段階でかなりの手間がかかります。

一般的には、スプレッドシートのフィルタ機能を使用したり、CSVに落とし込んで集計したデータが必要になりますが、Google広告のラベル機能を使えば作業の効率化が可能です。

フィルタリングなどに関しては、スプレッドシートのフィルタ機能と比較すると、すでに設定されているラベルを複数設定することで、一括した比較がしやすくなります。

そんなカテゴリが伸びているのか、また手軽に見たい情報の確認もできるので、広告運用でどうしても手間を省きたいと考えている方は、Google広告のラベル機能を使用するのがおすすめです。

フィルタ機能との違いは?

Google広告のラベル機能と同じように、データを抽出する機能として同じ使い方をされがちなものが「フィルタ機能」といいます。

Google広告のラベル機能とは、意味合い的にも同じようなものとして考えられており、ラベル機能とフィルタ機能は混同されてしまいがちです。

しかし、ラベル機能とフィルタ機能にはしっかりとした違いがあります。

フィルタ機能とは、それぞれの条件に合わせた形で抽出を行う機能で、キャンペーン名やステータスだけではなく、表示回数などの特定の値に設定したデータも絞ることが可能です。

Google広告のラベル機能と似てはいますが、大きな違いがあるとすれば、ラベルごとに比較をすることができるという点があります。

複数あるラベルを一括で比較することで、どんな商品やカテゴリが大きな数字を出しているのかを簡単に集計・判断することができます。

Google広告のラベル機能の仕組み

Google広告のラベル機能は、設定している階層での集計をすることにのみ有効に働きます。

たとえば、キャンペーンでラベルを設定している場合、そのキャンペーンの配下になる広告グループには、その情報は反映されません。

そのため、もしも広告グループレベルでデータの集計を行いたい場合には、広告グループの階層で別のラベルを設定することが必要になります。

ラベル機能はとても便利なツールですが、必要以上に多くのラベルを作ったり、複雑すぎてしまうルールやバラバラになっているラベル名を設定したりすると、データの集計漏れや欲しいと考えているデータが確認できません。

あらかじめ、できる限りのシンプルで分かりやすいルールを決め、運用していくことがおすすめです。

Google広告のラベル機能のメリット

Google広告のラベル機能を使うと、キャンペーンや広告のグループなどの既存アカウントを構成する要素以外の単位で数字をまとめたり、管理することができます。

例とするならば、Webサイトで店舗型のビジネスを運営しているときの集客など、それぞれの地域ごとにキャンペーンを分けて管理する必要が出てくる場合に役に立ちます。

東北や関東、沖縄などの地域ごとに複数のキャンペーンを使用した場合、まとめて地域ごとに比較しようとするとデータ集計の手間が毎回かかってしまいます。

そんなときに、東北のみの配信、関東のみの配信とあらかじめラベルを運用しておけば、ラベルごとに簡単にデータ集計が可能です。

Google広告のラベル機能の注意点

Google広告のラベル機能を使用する際の注意点をご紹介します。

Google広告は、アカウントの下辺りに「キャンペーン」や「広告キャンペーン」、「キーワード」の順に3つの層で構成がされています。

さらに、ラベル機能は設定している階層でのデータ集計にのみ適用されています。

例えば、とあるアカウントに対して、第1階層に「キャンペーン」、第2階層に「広告グループ」、第3階層に「キーワード」を付けた場合があるとします。

そのとき、第1階層のキャンペーンに設定したラベルを「お気に入り」にしたものは、第2階層の広告グループと第3階層のキーワードには影響されることはありません。

もしもデータ集計の対象にしたければ、第2階層と第3階層それぞれにラベル「お気に入り」を設定することが必要になります。

ラベル設定を活用すれば、グループ単位でカテゴライズがされていない構成を持っている配信に対しても任意のカテゴリでデータを比較し、検討できるようになります。

Google広告のラベル機能の使い方

Google広告のラベル機能は、「広告管理画面」と「広告エディタ」の両方で適用することができます。

ですが、完全に同じように設定をできるわけではありません。

広告エディタであれば、ラベルの属性の設定など部分的に対応がされていない機能設定もあります。

「広告管理画面」と「広告エディタ」について、それぞれの使い方をご紹介してきます。

広告管理画面

Google広告のラベル機能の中に、「広告管理画面」があります。

広告管理画面とは、「広告キャンペーンの作成」「管理」「運用状況の確認」「レポートの確認」「広告費の支払い」などの操作ができるプラットフォームのことをいいます。

この画面からラベルを設定するには、まずは適用したいキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードの横にあるチェックボックスをオンにし、スプレッドシートの青色になっているトップメニューの「ラベル」をクリックします。

ラベルがすでに設定されている場合、チェックボックスにチェックを入れ、OKボタンをクリックします。

新しいラベルを追加する場合、「ラベル作成」をクリックし、新しいラベルを作成するためのポップアップ画面を表示させます。

ラベルの属性として、色や名前、説明を入力しますが、説明の部分はリマインダーの機能となるため、もし必要がなければ設定しなくても問題ありません。

最後に、画面の右下にある「作成」をクリックし、ラベルのリストが表示されたら、「適用」ボタンをクリックすれば完了です。

広告エディタ

Google広告のラベル機能にある「広告エディタ」とは、広告管理画面での設定できる項目について、より効果的に作業をすることができる機能を持った無料のアプリケーションのことです。

広告管理画面と比べると、オフラインでの環境で作業をすることが可能になるため、実際に広告管理画面にアップロードを行う前の内容チェックや、間違った設定をしないように防ぐための確認などに使うことができます。

このような広告エディタからラベルを設定する方法は、まずラベルを適用したいキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードを選択し、次に編集画面の「ラベル、コメント」にある鉛筆マークをクリックします。

そうすると、ラベルの選択・作成画面が表示されるため、すでにラベルが設定されている場合、チェックボックスにチェックをいれてOKボタンを押します。

新しいラベルを追加する場合は、「新しいラベルを追加」をクリックし、ラベルの属性として名前を入力します。

広告管理画面とは違い、広告エディタでは名前のみ入力が可能になっているため、色や説明などは設定できません。

最後に「OK」ボタンをクリックすれば完了です。

Google広告のラベル機能を活用する方法

設定したラベルは、フィルタリングやレポートの作成・確認で活用することができます。

ラベル機能を使ったフィルタリングの基本的な操作はとても簡単で、アイコンをクリックしたり、プルダウンメニューを選択するだけになります。

また、レポートの作成・確認をする作業も、基本的にはクリックやドラッグ&ドロップで済む操作のため、手間がかからないのが特徴です。

具体的にどんな操作を行うのか、それぞれご紹介していきます。

フィルタリング

Google広告のラベル機能でもっとも基本的な使い方としては、広告管理画面での「フィルタリング」機能になります。

フィルタリングを活用することで、簡単な操作を行うことで比較したいデータの要素を確認することが可能です。

具体的な操作としては、ラベルを適用したキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードを選択し表示させ、スプレッドシートの左上にフィルタアイコンが表示されていたら、クリックして「ラベル」を選択します。

ここで、上の方にあるプルダウンのメニューからデータの抽出条件となっている「いずれかを含む」「すべてを含む」「いずれも含まない」を選び、最後に表示されているラベルの中から必要なものにチェックを入れ、適用をクリックすれば完了です。

レポート作成・確認

Google広告のラベル機能では、「レポートの作成・確認」をすることができます。

決まったパラメーターで定期的にデータを確認する必要がでてきた場合、そのパラメーターでラベルを設定し、レポートを定期的に作成することで、時系列で成果のデータ比較や検討がしやすくなります。

レポート作成・確認の基本的な操作方法としては、まず広告管理画面のメニューバーの右上にある、グラフのような形をしたレポートアイコンをクリックします。

次に、ポップアップメニューから、「事前定義レポート(詳細分析)」を選択し、さらに「ラベル」の下の階層にあるキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードのいずれかを選択します。

最後に、確認したい数値によって「列」を入れ替え、事前定義レポート(詳細分析)の表示手順は完了となります。

その他のラベル項目を確認したい場合は、「カスタムレポート」を利用することが便利です。

操作方法は、広告管理画面のメニューバー右上にあるレポートアイコンをクリックし、出てくるポップアップメニューの表示までは事前定義レポート(詳細分析)と同様の動きになります。

その後、下に表示されたレポートをクリックし、表示された画面の左上にある「+カスタム」をクリックして表を選択、レポート作成画面の右側に表示された検索窓に「ラベル」と入力して検索すると、設定済みのレポートが表示されます。

必要なラベルを表の「行」にドラッグ&ドロップして、確認したい指標を「列」にドラッグ&ドロップすれば完了します。

Google広告のラベル機能の使用一覧

Google広告のラベル機能の仕組みや使い方などを知り、ラベル機能の魅力を理解できたのではないでしょうか?

そんなラベル機能には、4つの事例があります。

  • メニューごとの検証
  • キャンペーンを跨ぐ比較検証
  • A/Bテストの検証
  • 追加キーワードの効果検証

ここからは、ラベル機能の使用できる一覧をご紹介していきます。

メニューごとの検証

Google広告のラベル機能では、複数のキャンペーンの運用時に同じ配信メニューが設定されていることもあります。

例えば、GoogleやYahoo!の検索サイトによく見られる検索連動型広告や、コンテンツターゲット、リマーケティングなどです。

スプレッドシートを利用して集計を行いたい場合は、キャンペーン名などに共通の文字列を入れておく必要があります。

その際、ラベル機能を使えば事前に配信するメニューごとのラベルを設定しておくだけで、簡単にデータ集計による比較や検討が可能になります。

キャンペーンを跨ぐ比較検証

Google広告のラベル機能では、キャンペーンを跨ぐ比較検証を行うことができます。

例えば、キャンペーンAのものと、キャンペーンBの下層部分に、それぞれの広告グループaとbがあるとします。

このとき、aのラベルを作成しておくと、キャンペーンAとBの間で広告グループaの成果のデータ比較結果を得やすくなり、リソースを検証作業にのみ集中させることも可能です。

A/Bテストの検証

Google広告のラベル機能を使用すると、A/Bテストの検証も容易に行うことが可能です。

A/Bテストは、広告のPDCAを回すときに重要な指標となりますが、一般的に広告文に含まれているキーワードは異なっているため、そのレポートのデータ集計作業は複雑なものになりがちです。

しかし、ここで事前に訴求軸ごとのラベル設定をしておけば、スプレッドシートでの作業と比べても集計作業が格段に楽に進めることができます。

追加したキーワードの効果検証

新しくキーワードを追加したとき、その効果の時間的な推移をたどる必要が出てきた場合、追加時期が問題になってくることがあります。

もし、そのケースが予想される場合はキーワードを追加した時点で、あらかじめラベルを設定しておくことがおすすめです。

ラベルを設定しておくことで、必要になった際にすばやく確認をすることができます。

Google広告のラベル機能でよくある質問

Google広告のラベル機能を検討している方の中には、自社アカウントでどう使用するのかなど、気になることは多々あるかと思います。

そこで、Google広告のラベル機能について、よくある質問をご紹介していきます。

ラベル機能はどのように使用できる?

Google広告のラベル機能は、広告を分類したり、組織化するために使われます。

同一のカテゴリの広告をラベルでグループ化して管理したり、追加したキーワードのパフォーマンスを追跡するために活用することが可能です。

広告の効果を比較できる?

Google広告のラベル機能を使い、同一カテゴリの広告を合算して比較することが可能です。

ラベルを付けた広告のパフォーマンスデータを集計することで、それぞれ違ったカテゴリ間の効果や効率性を分析することができます。

キャンペーンを跨いだデータ集計もできる?

Google広告のラベル機能を使って、キャンペーンを跨いだデータ集計ができます。

異なるキャンペーンに同じラベルを付けることで、ラベルを通じて複数のキャンペーンデータをまとめて分析することが可能です。

他の広告プラットフォームでも使用できる?

Google広告のラベル機能は、Google広告特有の機能になります。

他の広告プラットフォームにおいては、似ている分類や組織化する機能が提供されている場合があるので、詳細はそれぞれのプラットフォームのヘルプサイトなどを見るのがおすすめです。

Google広告のラベル機能を上手く活用しよう

Google広告のラベル機能は、Webマーケティングの効率よく広告の運用を実現するためのツールです。

ですが、ラベル機能の正しい理解と知識、適切に運用する姿勢がないと、本来持っている最大効果は発揮できません。

紹介した基本的な機能だけではなく、仕組みや使い方、活用方法、使用事例を十分に理解し、広告運用のために上手く活用できるようにしましょう。



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