Googleディスプレイネットワークス(GDN)に広告を出稿する際に、いろんなWEBサイトや、アプリを指定することができます。しかしながら、日々増え続けるアプリやWEBサイトを毎回指定して広告を出稿するのはとても煩雑な作業です。そのような時に役に立つのが「トピックターゲティング」です。この記事ではGoogle広告で使用することができる「トピックターゲティング」について解説しています。
また、Google広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
また、ディスプレイ広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
Google広告で使用できる「トピックターゲティング」とは
「トピックターゲティング」とはGoogle広告で使用することができるターゲティングで、具体的には特定のトピック(音楽や、サウナなど)ごとにターゲティングをできる機能のことを指します。
Google広告のヘルプには以下のように定義されています。
ビジネスが特定の顧客をターゲットにするように、特定のトピックに関心を持つユーザーもいます。トピック ターゲットを使用すると、対象のトピック(「農業」、「音楽」など)に関連するウェブサイトのページに広告を掲載できます。
引用元:Google広告ヘルプ
具体的な使用方法としては、銭湯などで使用する石鹸の広告を取り扱っている場合、「サウナ、お風呂」というトピックを選択することによって、これらに関連したウェブページや、アプリに広告を配信することができます。
Google広告で使用できる「トピックターゲティング」の種類
Google広告で使用できるトピックターゲティングについては非常におおくのものがありますが、大きな分類では以下のものがあります。
- アート、エンターテインメント
- インターネット、通信
- オンライン コミュニティ
- ゲーム
- コンピュータ、電化製品
- ショッピング
- スポーツ
- ニュース
- ビジネス、産業
- フード、ドリンク
- ペット、動物
- 不動産
- 世界の国々
- 人々、社会
- 仕事、教育
- 住居、庭
- 健康
- 旅行、交通
- 書籍、文学
- 法律、行政
- 科学
- 美容、フィットネス
- 自動車
- 資料
- 趣味、レジャー
- 金融
これらの大きな分類の下にもいくつかの分類に分かれています。
例えばアート・エンターテイメントの下にはこれらの分類があります。
- イベント情報
- エンターテインメント業
- オンライン メディア
- クイズ、雑学
- コミック、アニメーション
- テレビ、ビデオ、動画
- ビジュアル アート、デザイン
- ユーモア
- 奇妙
- 映画
- 舞台芸術
- 芸能ニュース
- 音楽、オーディオ
これらのカテゴリの直下にも様々なトピックがあり、かなり細かくターゲティングをすることができます。
これらのカテゴリは定期的にアップデートされているので、自社のビジネスに近いトピックが追加されているのかを
他のターゲティング方法との違い
Google広告では「トピックターゲティング」の他にも、キーワードターゲティングや、プレースメントターゲティングなどがあります。
ここではそれらのターゲティング方法と比較した際の特徴を解説していきます。
「トピックターゲティング」をキーワードターゲティングとプレースメントターゲティングと比較すると以下のようになります。
ターゲティング名 | インプレッション数
の目安 |
ターゲティング方法 |
---|---|---|
プレースメントターゲティング | 少 | アプリやWebページ、動画などの広告配信先をURLやIDなどで指定して、広告を配信するターゲティング方法 |
キーワードターゲティング | 中 | 入力したキーワードと関連性の高いWebページやアプリ、動画などに広告を配信するターゲティング方法 |
トピックターゲティング | 多 | 特定のトピック(エンタメ、映画など)に関連するWebページやアプリ、動画などに広告を配信するターゲティング方法 |
Google広告で使用できる「トピックターゲティング」のメリット
トピックターゲティングのメリットとしては以下の二点があります。
- 幅広いユーザーに対してリーチすることができるため、配信量を増やすことができる
- 潜在層へのアプローチが可能
幅広いユーザーに対してリーチすることができるため、配信量を増やすことができる
前述しましたが、トピックターゲティングは他のキーワードターゲティングなどよりも広告のインプレッションを期待しやすいです。というのも幅広いトピックを選択することによって広告を配信する幅を広げることができるからです。そのため幅広い層に対してアプローチをしたいという際には有効な方法になってきます。
潜在層へのアプローチが可能
広告を配信するターゲティングの方法として「トピック」を選択します。そのためそもそもユーザーなどの興味関心などの単位で広告を配信することができます。それにより上手く商品にあったトピックを選択することができると潜在層にアプローチをするという使い方もできます。
Google広告で使用できる「トピックターゲティング」を上手く使用するコツ
トピックターゲティングを上手く使用するコツとしては以下の二点があります。
- トピックを広げすぎない
- 他のターゲティングと組み合わせて使用する
トピックを広げすぎない
トピックターゲティングではトピックを安易に広げがちですが、、トピックを広げすぎないで、サブトピックをうまく活用することで、しっかりターゲットを設定するようにしましょう。
前述しましたが、トピックターゲティングは多くのユーザーに対してリーチすることができます。しかしトピックターゲティングでは、個別のサイトではなく、そのトピックに関連する全てのサイトが掲載対象になるので、配信ボリュームが大きくなってしまいます。そのためトピックを広げすぎてしまうと、配信対象ページの幅が広くなり、無駄な配信をしてしまう可能性もあります。
そのためトピックを選定する時は、「本当にこのトピックのページに広告を出すことでユーザーに対してリーチできるのか」をよく吟味することが大切になってきます。
他のターゲティングと組み合わせて使用する
トピックターゲティングはあくまでも配信先を指定するターゲティング方法です。そのためユーザーの属性などを指定するターゲティング方法などと組み合わせて広告を配信するとより、ユーザーを絞り込むことができます。
例えばユーザー属性などを指定した場合にはトピックだけではなく、年齢、そして性別などを指定して広告を配信することができます。
またリマーケティングなどと組み合わせて広告を配信することも有効な施策になりえます。
リマーケティングとトピックターゲティングでは、自社サイトをかつて訪問したことのあるユーザーが、特定のトピックのページを閲覧した時を狙って、広告を配信することが出来ます。
これらのようにターゲティングの組み合わせは無限にあるので、自社の商品に関するペルソナをしっかりと設定して、そのペルソナに対する理解を深めた上で、ターゲティングを考えて広告を配信すると上手くいきやすいです。
Google広告で使用できる「トピックターゲティング」の設定方法
ここからは具体的なトピックターゲティングの設定方法について解説していきます。
トピックターゲティングを設定するには以下のことをする必要があります。
1.キャンペーン作成画面からディスプレイ広告を設定し、詳細な設定画面に入る
2. ディスプレイの設定から「ターゲティング設定」をクリックし、その中で「トピック」を選択する
3. その後、これらの中から広告を配信したいトピックを選択します。
4.その後広告の設定を完了させ、広告を作成する
以上でトピックターゲティングの設定方法は終了です。
Google広告で使用できる「トピックターゲティング」のまとめ
今回は特定のトピックを指定して、そのトピックに関連するWebページやアプリ、動画などに広告を配信するターゲティング方法である、トピックターゲッティングについて解説しました。
非常の多くの方にリーチできるターゲティング方法である一方で上手くトピック選定をしなければ無駄な配信面に対しても広告を出稿してしまいます。ここでもやはり「何を売るのか?」という考え方ではなく「誰に、どんなものを、どのようなタイミングで広告を配信するか?」を考えて、トピック選定をすることが大事になります。深く考えて広告を出稿することはとても大変ですが、その分成果もでるので、ぜひこの機会に改めて考えてみてはいかがでしょうか。
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