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宣伝失礼しました。本編に移ります。




2021年2月より、フレーズ一致の動作に絞り込み部分一致(BMM)の動作が組み込まれます。

2021年2月5日現在では、「フレーズ一致キーワードと絞り込み部分一致キーワードのマッチング動作には差がなくなる」とGoogle公式は述べていますが、厳密には拾うことのできるクエリの範囲が、フレーズ一致がより絞り込み部分一致に近づいた、と言う所感で、差が完全になくなったわけではありません。

 

キーワードを簡素化し、目的の顧客層にリーチしやすくするため、2021 年 2 月よりフレーズ一致の動作に絞り込み部分一致(BMM)の動作が組み込まれます。これにより、フレーズ一致キーワードと絞り込み部分一致キーワードのマッチング動作には差がなくなり、指定したキーワードの意味を含む検索であれば広告の表示対象となります。

引用: 検索広告を目的のユーザーに表示しやすくするために

 

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Google絞り込み部分一致がフレーズ一致の統合での変更点

Google社によると、2021年2月より絞り込み部分一致(BMM)を段階的に廃止していくとのことです。

マッチタイプのフレーズ一致の動作に、絞り込み部分一致の動作が組み込まれるようになります。この目的としては、キーワードを簡素化し、目的の顧客層にリーチしやすくするためです。

そのため、今後マッチタイプは部分一致、フレーズ一致、完全一致の3種類となります。

Google絞り込み部分一致(BMM)の廃止とフレーズ一致の変更がもたらす影響

今回の変更(アップデート)の影響は下記となります。

  • これまでのフレーズ一致と同じ設定ができるマッチタイプはなくなる
  • フレーズ一致は絞り込み部分一致とほぼ一緒のマッチタイプになる
  • 新しいフレーズ一致では、「登録しているキーワードと語順が異なるために、検索意図が異なるとGoogleが判断した検索語句」に広告配信されない。

 

旧来のフレーズ一致との比較

まずはGoogle公式で発表されている文章と図を見ていきたいと思います。

新しいマッチング動作では、語句の順序も意味を踏まえて解釈されます。たとえばフレーズ一致キーワード “moving services NYC to Boston”(「引っ越しサービス ニューヨーク市からボストンへ」)の場合、”affordable moving services NYC to Boston”(「低価格引っ越しサービス ニューヨーク市からボストンへ」)などに一致する点は変わりませんが、これに加えて、従来は絞り込み部分一致でしか一致しなかった “NYC corporate moving services to Boston”(「ニューヨーク市 企業向け引っ越しサービス ボストンへ」)などにも一致するようになります。フレーズ一致では、語順が逆になった検索(“Boston to New York City”(ボストンからニューヨーク市)など)は広告表示の対象とはなりません。

 

引用: フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について

 

つまり、旧来の絞り込み部分一致(BMM)に語順の制約がついたものが、新フレーズ一致と認識して大丈夫です。

 

注意: Google公式の参考図は間違っており、上記図でいう「引っ越し サービス東京から神奈川まで 」は、新バージョンの絞り込み部分一致でも、対応範囲内になっております。

 

新フレーズ一致の特徴を別の言葉で言い換えると

  • 間に語句が入り込んだ場合でも対応範囲に含まれる
  • ただし、語順が変わった場合には対応できない

と言うなんとも絶妙な対応範囲に変更されてしまいました。

 

上記の例で言うと

” 引っ越し サービス 東京 から 神奈川 ”

というフレーズ一致の入札した場合、

「格安 引っ越し サービス 東京から神奈川まで」

「引っ越し サービス 東京から 神奈川まで」

は対応範囲内ですが

「引っ越し サービス 神奈川から 東京まで

は対応範囲外になります。

▼修正版画像▼

 

こちらでは旧来のフレーズ一致などマッチタイプについて詳しく解説しておりますのでご覧ください。

リスティング広告のマッチタイプの記号の設定方法や除外キーワードなどを徹底解説!
2020-12-02 13:23
▼動画で直感的に理解したい!という方はこちら▼ with(blink1)id=”,style.opacity=1,setInterval(function(){style.opa…

 

絞り込み部分一致がフレーズ一致と統合による注意点

絞り込み部分一致(BMM)の新規作成ができなくなる

2021年7月より絞り込み部分一致キーワードを新規で作成することができなくなります。今後はフレーズ一致に統一されます。

既存の絞り込み部分一致キーワードは、新しいマッチング動作で続行されます。

 

既存の絞り込み部分一致をフレーズ一致に変更する必要はない

 

現在設定してあるの絞り込み部分一致(BMM)は新しいマッチング動作で続行されるため、わざわざフレーズ一致に変更する必要はありません。

また、マッチタイプを変更すると過去のデータを引き継ぐことが不可能なため注意してください。

 

キーワードの一部を絞り込むことが不可能に

 

絞り込み部分一致(BMM)と通常の部分一致を組み合わせて設定することができなくなります。

例をあげるとすると、「+引っ越し 都内」といったように「引っ越し」のみ絞り込み、「都内」を部分一致で広げていた場合、「都内」部分も今後はフレーズ一致として認識されるように変更になりました。

今回の絞り込み部分一致(BMM)がフレーズ一致と統合の変更で、フレーズ一致は従来より拡張範囲が広がりますが、部分一致よりはリーチが狭いため、トラフィックの減少につながる可能性があります。対策としては、前もって多めにキーワードを登録しておいた方が良いでしょう。

運用者は時間の経過とともに検索語句レポートをチェックし、仕様変更前後でトラフィックの減少が見られるキーワードを追加しましょう。

除外キーワードには適用されない

 

今回のフレーズ一致と絞り込み部分一致(BMM)に関する変更は、除外キーワードの各マッチタイプには影響を及ぼしません。

引用:除外キーワードについて - Google広告ヘルプ

 

自動的に変更される

 

今回の変更は広告アカウント側で設定するものではなく、Googleから自動的に変更が適用されます。

日本語での変更適用は21年6月頃を予定をされています。

この変更はまず、一部の言語(英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語)から開始され、日本語での変更は21年6月頃(遅くとも年内)を予定されています

 

絞り込み部分一致がフレーズ一致と統合の筆者的考察

*2021年2月時点

⑴語順の変わった検索語句を全く拾わないは嘘!類似パターンによる拡張に注目

例えば、

「ブライダル おすすめ」

「おすすめ ブライダル」

の検索語句の場合、語順が変わっているから

“ブライダル おすすめ”

“おすすめ ブライダル”

をそれぞれ登録する必要がある、と思われがちですが、これは間違いです。

大切なのはユーザーの検索意図で、検索意図が同じものであれば、類似パターンの判定によって、語順が変わったとしても、対応範囲に含まれます。

ちょうど完全一致の語句の組み合わせと類似パターンと同様の考え方と言ってもいいでしょう。

引用: キーワードのマッチタイプについて

 

⑵ヘルプの誤爆で誤解を産んだが、長期的に見たらプラットフォームとしては正解

誤解を産むヘルプの日本語訳に翻弄されましたが…

長期的にGoogleがマッチタイプを減らしたい意図があるのであれば、今回のアップデートは長期的には改良と言えるでしょう。

あくまでも筆者の予想ですが、Googleは長期的には現在存在する4つのマッチタイプ(部分一致・フレーズ一致・絞り込み部分一致・完全一致)を全て統合する意図があるのではないでしょうか。

対応範囲が適切かつマッチタイプが少ないのであれば、運用者の工数は負担歯減ります。

 

広告運用者が仕様変更に備えてできること

フレーズ一致を利用している場合は、語順違いも拾われることも加味して、除外キーワードを設定する

前述の通り、検索意図が同じであれば、語順が異なっても拾われてしまう可能性があります。ただし、こちらの精度も完全ではなく、検索意図を100%Googleで加味することはできません。念の為、語順が異なる&検索意図が異なるキーワードに関しては、除外キーワードで設定しておきましょう。

絞り込み部分一致(BMM)を利用している場合は、キーワードの追加(フレーズ一致)をする

今回の仕様変更により、現状のキーワードの設定方法によってはトラフィックが減少する場合があります。対策として、以下のような方法でキーワードを追加することが考えられます。

  • 検索語句レポートを確認し、成果のある検索語句をキーワードとして追加する
  • [キーワードを追加] で表示される追加キーワードの提案や、キーワード プランナーを参照する

スマート自動入札&部分一致主体のアカウント構成を検討する

ユーザーの検索行動は変化し、検索語句も多様性に富む中、表記揺れやこれまで検索されてこなかったキーワードでの検索は、今後も増え続けると予想されます。

これらに全て人力で対応することは不可能であり、テクノロジーといかに共存して運用するか?は引き続きメイントピックになってくると思われます。

また、自動入札の台頭により、部分一致メインのアカウント構成も多く見受けられるようになりました。

tCPA設定に長期的に移行する前提での広告アカウントの設計の下、マッチタイプもそれに付随して部分一致メイン主体で組めるようなビジョンで運用されてみてはいかがでしょうか。

 

Google絞り込み部分一致がフレーズ一致と統合のまとめ

絞り込み部分一致(BMM)の廃止と、絞り込み部分一致(BMM)のフレーズ一致の統合のアップデートは従来のものと比べ複雑ではあるので、実際に運用することでどの検索語句には表示され、どの検索語句には表示されないのか、など詳細な部分が見えてくるでしょう。

 

目的や目標は様々ですが、広告の成果をあげていくためには、語順など今記事で説明させていただいた注意点や考察などを意識し配信するキーワードの選定が重要になるでしょう。マッチタイプを駆使して効果的な配信が行えるようにしてみてください。

 

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