アドパーソナライズセンターっていったい何？概要や使い方など詳しく紹介します

普段から何気なくSNSや検索サイトなどを利用している中で、自分が過去に調べたことがある商品や、似たようなサービスが広告配信されて少し驚いた経験はありませんか。

「この商品、気になってたけど買うの忘れてた！」と、広告のおかげで購入に繋がる例もあるでしょう。しかし「この商品、別にもういらないのにいつまでも広告が出てきてうっとうしい…」といったケースも多いですよね。

また単純に”自分のプライバシーを勝手に利用されている”と感じて怖い、という人もいるかもしれません。

そこで今回は、広告表示に利用される行動履歴情報のカスタマイズが可能な、アドパーソナライズセンターという機能について詳しく紹介していきたいと思います。

アドパーソナライズセンターとは

ここではアドパーソナライズセンターについての基本的な情報について解説します。

概要

アドパーソナライズセンターとは、Yahoo! JAPANが提供するYahoo!広告に備わる機能です。利用する人の行動履歴や興味関心を基に表示される広告の頻度などさまざまな設定を変更することが可能で、以下のリンクからアクセスすることができます。
リンク先：アドパーソナライズセンター

 

Googleでも「マイアドセンター」という、アドパーソナライズセンターに似た機能があります。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、ご興味のある方は覗いてみてくださいね。

 

サービス実施日

アドパーソナライズセンターは2023年7月26日に提供開始が始まり、広告配信への適用は2023年8月23日から開始されました。
引用元：Yahoo!広告

アドパーソナライズセンターでできること

アドパーソナライズセンターを利用するためにはYahoo! JAPAN IDでログインする必要があります。

Yahoo! JAPAN IDに登録されているユーザー情報（性別や年齢など）や、Yahoo!オークションやYahoo!不動産などサービス利用状況などの情報から推察される興味関心についての情報を、広告表示に利用する・しないを選択可能です。

アドパーソナライズセンターが提供される以前は、ユーザー情報の設定が可能なのは
行動ターゲティング広告の設定」のみで、内容も「行動履歴情報を広告配信に利用する・しない」の選択だけでした。アドパーソナライズセンターにより細かく調節し設定できるようになったので、欲しい情報、不要な情報をユーザーが絞り込むことが可能になったのです。

アドパーソナライズセンターのメリット

アドパーソナライズセンターの目的は「お客様の興味・関心にあわせて表示される広告をカスタマイズできる」こととされています。

しかしこの機能は、広告を配信する側にとってもメリットです。広告配信の頻度や配信先などの精度を高めることができるので、広告費用のムダを削減することが可能です。コストパフォーマンスが向上し、コンバージョン率アップも期待できますね。

またユーザーの視点から考えると、いつまでも興味のない広告が配信されるストレスから解放され、興味のある広告が配信される可能性が高くなります。今までは見る気もなくなっていた広告が、気づきの場所に変化するかもしれません。

アドパーソナライズセンターの使い方

ここではアドパーソナライズセンターの使い方についてご紹介します。

広告の表示設定

1.トップページから下図、赤枠の場所をクリックします。

2.サービス利用状況から広告トピックの一覧が表示されます。ユーザーによってトピックが変わるため、下図は参考程度にしてください。
各トピックごとに広告表示頻度を「減らす」「減らさない」を選択可能です。まとめて選択することもできます。

プライバシー管理

1.トップページから下図、赤枠の場所をクリックします。

2.広告表示に利用するユーザー情報の設定を変更できます。性別や年齢の確認や、属性情報・行動履歴を広告表示に利用する・しないを選択可能です。

まとめ

アドパーソナライズセンターはYahoo!広告にある機能で、ユーザー情報をユーザー自身が調整できるために「勝手に個人情報が使われている！」という恐れを抑えることができます。

ユーザーにとっては活用することで興味のない広告を見せられるストレスも軽減しますし、広告配信側もムダな広告費用を抑えることが可能です。

提供開始から間もないため、使い勝手や効果は今後改善されていくでしょう。今のうちから利用し慣れているといいかもしれませんね。

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