みなさんは検索広告を出稿した際にインプレッション シェアを確認していますか?
インプレッション シェアの値が低い場合は、機会損失が多く発生していることが考えられます。インプレッションシェアの値が低い理由を理解するために確認するのが「検索広告の インプレッションシェア損失率」です。
今回は損失率や予算面での改善点に触れ検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)」を説明していきます。
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インプレッションシェア(IS)とは
インプレッション シェア(IS)は、広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合のことです。
インプレッション シェアの値が低い場合は、指定したキーワードがユーザーの検索内容と一致しているものの、他の問題が原因で広告が表示されていないことを意味しています。
インプレッションシェアの値が低い理由を理解するために確認するのが下記の指標になります。
- 検索広告の インプレッションシェア損失率(ランク)
- 検索広告の インプレッションシェア損失率(予算)
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)とは
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)とは、予算不足が原因で広告が表示されなかった回数の割合のことを指します。
下記の計算式で算出できます。
インプレッションシェア損失率(予算)= 「広告が表示される可能性がある回数」÷「実際に広告が表示された回数」 |
キャンペーン用に設定した予算の配分方法によっては、午前中に広告が表示された後、午後に 1 日の予算がなくなって入札できなくなる場合があります。
または、1 日を通して均等にインプレッション シェアの値が低くなることもあります。いずれの場合も、この値が 20% であれば、指定したキーワードに一致するユーザー検索のうち、予算不足が原因で広告が表示されなかった検索が 20% であることを意味します。
反対にインプレッションシェア損失率(予算)が0%と表示される場合は、指定している期間、予算の中で広告配信ができている状態です。インプレッションシェア損失率(予算)が0%ということは予算による影響はほぼないということになります。
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)が発生する理由
なぜインプレッションシェアの機会損失が予算面から発生するのかキーワードと入札価格に注目しご説明していきます。
例えば、予算内で広告を出稿する際にキーワードを多数設定したとしましょう。もしそのキーワードを設定した広告キャンペーンのボリュームが日予算を超える設定ですと、予算による配信の制限=インプレッションシェアの損失の原因となってしまいます。
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)の改善方法
予算を上げる
予算による損失率を改善するには、予算を増やし、より広告コストをかけることで改善されます。予算を増やすことで、日予算の上限に余裕ができ、効率的な広告配信を行うことが可能です。
キーワードを除外する
キーワードを精査し除外設定などを行い、予算を削減する方法もあります。CVや売上に結びつかないキーワードを減らすことで、より優先度の高い広告に予算を振り分けられます。検索クエリを見直し、意図しないキーワードでの流入を除外も行いましょう。
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)の確認方法
Google広告管理画面を開きます。
広告管理画面左側「キャンペーン」を選択します。
キャペーンのページが現れたら、右側の小さいアイコン「表示項目」を選択してください。
表示項目の編集画面が現れますので「検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)」を選択します。
適応をクリックしたらレポート画面に表示されるようになります。
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)のまとめ
検索広告のインプレッションシェア損失率は、インプレッションシェアの値が低い理由を理解するため重要な指標になります。
検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)は、予算を引き上げることやキーワードを精査することで0%に近づけることができるのでぜひ確認し活用してみてください。
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