Facebook Instagramの電話発信広告とは?コンバージョンなど目的別の設定方法や配信面を解説! | デジマラボ [Digima Labo] by チャンキョメ

店舗予約のサービスなど、直接お話しして購入を検討する方が楽だったり、水漏れの修理など検索ユーザーが緊急を要していたり、広告主へ直接詳しい内容を聞きたいっといった場合は電話をして問い合わせしたいですよね。

今回はFacebook広告でGoogle電話専用広告と似た広告、Facebook広告の「電話発信広告」についてご説明します。

 

 

Facebook広告やInstagram広告に関してさらに知見を深めたい!という方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。

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では、電話発信広告とはなにかや設定方法などわかりやすく下記で解説していきます。

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Faebook電話発信広告とは?

画像引用元:電話発信広告について

電話発信広告を使用すると、写真広告や動画広告に[今すぐ電話]ボタンが表示されます。

ユーザーが広告を見たときに、画像や動画または[今すぐ電話]ボタンをタップすると、あなたのビジネスに直接電話で問い合わせることができます。

ただし、電話発信広告はモバイルの配置にのみ表示されます。デスクトップデバイスには表示されません。

Faebook電話発信広告の種類

電話発信広告には「通常電話発信広告」「電話番号表示オプション付きの電話発信広告」の2つの種類があります。

どちらのタイプの電話発信広告でも、あなたのビジネスが営業中で電話に出られる時間帯にだけ広告が配信されるようにスケジュールを設定できます。

詳細は以下になります。

通常電話発信広告

「通常電話発信広告」は、電話をかけてもらうことを目的としています。

「通常電話発信広告」は、はじめに説明したような写真広告や動画広告に「今すぐ電話」ボタンが表示される広告です。

 

ユーザーが広告をタップすると、リンク先として設定した電話番号があらかじめ入力された状態で発信画面が開きます。その後、利用者にその番号にかけるように促すメッセージが表示されますが、通話せずにその画面を終了することもできます。

電話番号表示オプション付きの電話発信広告

「電話番号表示オプション付きの電話発信広告」は、他の目的に加えて電話をかけられるように選択肢として増やすことを目的としています。

 

「電話番号表示オプション付きの電話発信広告」は広告をタップすると、発信画面ではなくビジネスのウェブサイトが開き、ウェブサイトの下部に、「電話する」ボタンが表示されます。

リンク先として設定した電話番号があらかじめ入力された状態で発信画面が開きます。その後は通常の電話発信広告と同様で、利用者に電話をかけるよう促すメッセージが表示されます。ユーザーは電話をかけずに画面を終了することもできます。

Faebook電話発信広告の利用できるキャンペーンの目的

電話発信広告を使用する際は下記の配信目的を設定してください。

  • リード獲得
  • トラフィック
  • コンバージョン

ただ、「通常電話発信広告」「電話番号表示オプション付きの電話発信広告」で選択する目的が異なるの下記の表を参考に選択してください。

電話発信広告の種類 配信目的 詳細
通常 リード獲得 広告は通話に最適化されます。
トラフィック 広告はリンククリックに最適化されます。
電話番号表示オプション付き コンバージョン コンバージョンイベントに最適化されます。

 

Faebook電話発信広告の配置面

Faebook電話発信広告の配置面は、主に「Facebookニュースフィード」「Instagramフィード」があります。ただ目的により配置場所が異なるので注意が必要です。

Facebookニュースフィード

自分自身や友達が投稿した近況や写真、それに対するコメントなどが表示される場所です。

Instagram フィード

Instagramフィードは、Instagramアプリを開いたときに表示される写真や動画のリストのことで、内容は常に更新されます。

Facebook電話発信広告の目的別の配置面

電話発信広告の種類やキャンペーンの目的により配置面が異なるため、下記の表にまとめました。

電話発信広告の種類 目的 配置場所
通常電話発信広告 リード獲得 広告はFacebookにのみ表示されます。
トラフィック
  • Facebookニュースフィード
  • Instagramフィード
電話番号表示オプション付き コンバージョン
  • Facebookニュースフィード

Faebook電話発信広告の費用面

電話発信広告では、主にCPC課金とCPM課金があり、配信の目的によって異なります。

 

CPC課金:電話発信ボタンをユーザーがクリックしたタイミングで課金が発生

 

CPM課金:電話発信のクリックに関係なく広告が表示された段階で課金が発生

 

 

費用が発生するタイミングは目的により異なってまいります。

下記の表を参考にしてみてください。

目的 課金方法
トラフィック CPM/CPC
リード獲得 CPM
コンバージョン CPM

 

Faebook電話発信広告の設定方法

ここでは、通常電話発信広告、広告表示オプション付きの電話発信広告、それぞれの設定方法をご説明します。

通常電話発信広告の設定方法

広告マネージャを開き、広告の[+ 作成]をクリックします。

キャンペーンの目的を「トラフィック」もしくは「リード獲得」を選択し「次へ」をクリックし次に進んでください。

次は広告セットを設定していきます。

広告セットレベルでは今回はトラフィックを目的にしているので、ウェブサイトを選択してください。

  • 「トラフィック」の目的を選択した場合は、[トラフィック]セクションで[ウェブサイト]を選択します。
  • 「リード獲得」の目的を選択した場合は、[リード方法]セクションで[電話]を選択します。

期間を設定したらオーディエンス、配置、最適化の管理やFacebookページを選択し、進めていきます。

広告設定に[リンク先]を設定する項目が出てきます。[ウェブサイト]を選択してください。

[電話発信広告]で、[ウェブサイトに電話発信広告を表示する]の横にあるチェックボックスをオンにします。

[電話番号]フィールドで国番号をドロップダウンから選択して、ビジネスの完全な電話番号を入力します。

ウェブサイトのURLとディスプレイリンクを入力し、ドロップダウンからコールトゥアクションを選択します。

任意で[トラッキング]セクションで情報を追加します。

完了したら、[公開]をクリックして広告を掲載します。

広告表示オプション付きの電話発信広告の設定方法

広告マネージャを開き、広告の[+ 作成]をクリックします。

「コンバージョン」の目的を選び、[次へ]をクリックします。

必要に応じて、キャンペーンの詳細とA/Bテストの情報を入力し進めてください。

次に広告セットを設定していきます。

[コンバージョン]セクションで、[ウェブサイト]を選択します。

(任意)スケジュールを設定して広告を配信するように選択した場合は、[予算と掲載期間]セクションでスケジュールを設定します。

※カレンダーの時刻は、デフォルトで広告を見る人の時間帯に設定されています。
ローカルの営業時間中にのみ広告を掲載したい場合は、[この広告アカウントの時間帯を使用]を選択します。このオプションを選択すると、ビジネスの営業中のみ広告が表示されます。広告アカウントの時間帯がビジネスの時間帯と異なる場合、指定する時刻を少し変更する必要があるかもしれません。

期間を設定したらオーディエンス、配置、最適化の管理やFacebookページを選択し、進めていきます。

広告設定に[リンク先]を設定する項目が出てきます。[ウェブサイト]を選択してください。

[電話発信広告]で、[ウェブサイトに電話発信広告を表示する]の横にあるチェックボックスをオンにします。

[電話番号]フィールドで国番号をドロップダウンから選択して、ビジネスの完全な電話番号を入力します。

ウェブサイトのURLとディスプレイリンクを入力し、ドロップダウンからコールトゥアクションを選択します。

任意で[トラッキング]セクションで情報を追加します。

 

完了したら、[公開]をクリックして広告を掲載します。

Faebook電話発信広告の注意点

電話発信の成果確認方法に注意する

配信の目的によって測定指標が異なるので、注意が必要です。

それぞれの目的ごとのレポート確認方法は以下になります。

目的 測定指標
トラフィック リンククリック
リード獲得 電話お問い合わせ数
コンバージョン 推定通話確認クリック数

配信の目的が「トラフィック」と「リード獲得」の場合、電話でのお問い合わせを増やすことを目的としています。

一方配信の目的が「コンバージョン」の場合、目的は設定されたコンバージョンを増やすことです。

そのため、電話でのお問い合わせは目的としては含まれませんので、ご注意ください。

最適化対象のコンバージョンの値として含まれずに「推定通話確認クリック」という指標で発信画面をタップした利用者のおおよその人数を示す項目で確認可能です。

全ての電話発信数が荷電数とは限らない

「通話確認クリック」は電話発信ボタンを押した回数です。そのため、実際に通話できた回数とはズレる可能性が高く、正確ではないことに注意が必要です。例えば、電話に出る前に電話を切ってしまう場合や、誤タップなどがあります。

電話対応が可能な時間にのみ配信するようにする

電話発信広告を配信する際には、電話が受け取れる状態でいることが大事です。電話に出れないなどユーザーにとって不便な状態ですと、ネガティブなイメージを与えてしまうことがあります。

そのため配信する場合は、電話が受け取れる時間帯にしたり、24時間対応したい場合はカスタマーサービスで自動音声や自動応答などでユーザーが連絡を取れる状態にしておきましょう。

設定方法は、ルールから「配信を開始する自動化ルール」と「配信を停止する自動化ルール」を設定することで可能です。

Faebook電話発信広告のまとめ

今回は「Facebookの電話発信広告」についてお話させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

「通常電話発信広告」「電話番号表示オプション付きの電話発信広告」の2つの種類があり、それぞれ目的によって配信面など異なるため注意が必要です。

 



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