Google広告では、さまざまな自動入札機能が活用できますが、そのうちの一つである「目標広告費用対効果」を使用したことはありますか?

目標とするROASに対してコンバージョン数が最大化するようにシステムが入札金額を自動で調整してくれる自動入札機能の1つです。

今回は「目標広告費用対効果」についてご紹介したいと思います。

 

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目標広告費用対効果(tROAS)とは

目標広告費用対効果(tROAS)とは、広告費用対効果の目標値のことです。
また目標費用対効果を入札単価を自動的に最適化し、コンバージョン値の最大化を目指すスマート自動入札戦略のことを指します。

目標広告費用対効果を設定すると、指定した目標費用対効果でコンバージョンを獲得できるよう、入札金額が自動で調整されます。

目標広告費用対効果(tROAS)のメリット

  • 設定した目標ROAS(またはそれに近い数値)を維持しながら、コンバージョンを増加させる
  • 広告の運用工数を削減できる(戦略策定や広告作成などに工数を活用できる)
  • 様々な”シグナル”を機械学習させることで、入札単価が自動調整される(一部、カスタム調整も可能)

目標広告費用対効果(tROAS)のデメリット

  • コンバージョンデータが一定数以上、蓄積されないと効果が発揮されづらい
  • 過去の獲得データに対し、目標ROASが高く設定されすぎると配信量が抑制されてしまう

Google広告の目標広告費用対効果(tROAS)の利用要件

直近15日間のコンバージョン数30件以上が必要

目標広告費用対効果を使用するキャンペーンでは、直近15日間に少なくとも30回のコンバージョンが必要です。また最大限の成果を得るためには、過去30日間にコンバージョンが50件以上発生している必要があります。

十分なコンバージョン数がないと、上手く最適化がかかりません。

そのため、作成したばかりのキャンペーンで目標広告費用対効果を使用することは避けた方が良いでしょう。

 

設定後は最低でも2週間程度の学習期間が必要

目標広告費用対効果を設定したら、最低でも2週間程度の学習期間が必要です。

少なくとも設定後2~3週間ほどは学習期間として様子を見なければいけません

学習期間中は設定をむやみに変更したりはせずに経過を見守りましょう。

目標広告費用対効果(tROAS)の表示列への追加方法

Google広告管理画面を開きます。

広告管理画面左側「キャンペーン」を選択します。

キャペーンのページが現れたら、右側の小さいアイコン「表示項目」を選択してください。

「目標広告費用対効果」を選択し「適応」をクリックすることでレポートに表示されます。

目標広告費用対効果(tROAS)のまとめ

Google広告の自動入札において、目標広告費用対効果はコンバージョン数が最大化するようにシステムが入札金額を自動で調整してくれる自動入札機能で運用者の手間を省きながら、最大の効果が狙える便利な機能です。

自動入札機能にはいくつかの種類があるので、自分のキャンペーンの目標にあったものを選ぶことが重要になってきます。

目標広告費用対効適切な広告費をかけてコンバージョン数を順当に伸ばしたい方は是非目標広告費用対効果を活用してみてはいかがでしょうか。



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