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宣伝失礼しました。本編に移ります。




9月9日付で運用型のYahoo!ディスプレイ広告のリンク先URL形式の変更が告知されました。

【ディスプレイ広告】広告の新規設定項目の提供開始、およびその他機能改善について(Yahoo!広告 公式)

本アップデートでは段階的に新しい形式に移行するものですが、内容としては工数削減や機能追加による利便性改善や、より確実なユーザー誘導を目的とするものとなっているため、早いうちに順応するメリットは多いと思います。

 

以下はその概要です。

1,リンク先URL形式に、新しく4つの設定項目(最終リンク先URL形式)が提供開始
現在のリンク先URLと表示URLを出稿必須とする形式から、最終URLのみが必須となり、表示URLが自動生成する形式となります。
また、それ以外にも3つの設定項目が追加され、計4つの設定項目となります。

2,リンク先URL形式で、上位エンティティの設定項目が下位のエンティティに引き継がれるようになります。
以前は広告を作成するごとに設定する必要のあったリンク先URLごとのURLが、一括で設定可能になります。

3,リンク先URL形式で、5つの新しいトラッキング用パラメータが追加
リンク先URLに追加可能なトラッキング用パラメータに、新たに5つのパラメータが追加されます。

4,リンク先URL形式のテスト機能が実装

URLを事前にテスト可能になります。

5,iOSアプリのSKAdnetwork計測が選択可能に

 

 

今回のアップデートで影響を受ける点は主に以下の画像の箇所となります。(今回はテキスト広告の設定画面を例とします。)

この2つのURLの形式が変更・廃止され、新しくより効率的なURLの仕様へと以降するアップデートとなっております。

 

ただし注意点も存在しているため、最後まで記事を閲覧いただくことを強くおすすめします。

 

それでは、今回のアップデートについて、詳しく解説していきたいと思います。

 

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リンク先URL形式に4つの新規設定項目が追加

リンク先URL形式に4つの新規設定項目が追加されます。追加項目は以下の4つです。

最終リンク先URL

:広告がクリックされた際に表示されるウェブページのURL。

スマートフォン向けURL

:ユーザーがスマートフォンから広告をクリックした際に表示される、スマートフォン用ウェブページのURL。
PC用ウェブページとは異なるURLがある場合、広告に設定可能。

トラッキングURL

:トラッキングを行う場合の広告効果測定用のURL。アカウント配下の各階層に設定可能。

カスタムパラメータ

:「最終リンク先URL」や「トラッキングURL」などに設定する、トラッキング用識別情報などの任意の文字列。
キャンペーン配下の各階層に設定可能。
※トラッキングURLとカスタムパラメータをまとめて「URLオプション」とします。

 

具体的には、現在の表示URLとリンク先URLを必須とする形式から、最終リンク先URLのみを必須とし、さらに任意でスマホ向けURL、トラッキングURL、カスタムパラメータが追加され、計4つの設定項目になるというものです。

実際の設定画面を見てみましょう。

変更されるのは赤枠で囲った2つのURLの形式です。

ここに必須の「最終リンク先URL」、および「スマートフォン向けURL」など任意の設定項目が追加されるものと思われます。

 

 

これに伴い旧来の表示URL、リンク先URLという形式は2022年6月頃を目処に完全に廃止される予定です。

こう聞くと「2022年6月までは今まで通りでやればいいのかも?」と思う方もいるかもしれませんが、新形式への早めの移行をおすすめします。

というのも、今後移行する新しいリンク先URL形式は、最終リンク先URLを入力することで表示URLが自動生成されるシステムなので、単純に広告出稿における工数が一つ削減されます。

さらに、工数削減によって広告出稿が効率化されるだけでなく、自動生成URLのおかげでユーザーが想定外のリンク先へと誘導されるリスクがなくなるのです。

 

リンク先URL形式で、上位エンティティの設定項目が下位のエンティティに引き継がれるようになります。

トラッキングURLとカスタムパラメータについてはそれぞれアカウント配下、およびキャンペーン配下の各階層に設定可能であり、また上位エンティティの設定は下位のエンティティに引き継がれるようになります。

以下、設定項目の引き継がれ方を表した画像です。

(引用:【ディスプレイ広告】広告の新規設定項目の提供開始、およびその他機能改善についてページ内PDFより)

ただし、下位のエンティティで設定を個別に設定することも可能であるため、「個別の設定は可能であるが、すべて個別に設定する必要はなくなった」と言えます。

リンク先URL形式で、5つの新しいトラッキング用パラメータが追加

トラッキング用パラメータに、新しく5つのパラメータが追加されます。

追加されるパラメータは以下の5つです。

・{lpurl}
・{lpurl+2}
・{lpurl+3}
・{unescapedlpurl}
・{escapedlpurl}

上の3つはOSによって動的に変わるURLで、+2、+3はエンコードが2回、3回と複数回行われることを表します。

複数回リダイレクトする場合に有用なパラメータです。

また、下の2つはそれぞれエンコードされていないLPURL、されているLPURLに置換するものです。

 

すでに利用可能なトラッキング用パラメータやカスタムパラメータ、そして5つの新しいトラッキング用パラメータによって、より柔軟にトラッキングすることが可能になります。

リンク先URL形式のテスト機能が実装

設定した最終リンク先URL、およびトラッキングURLが有効であるか、事前に確認可能となる機能が実装されます。

以下、テスト機能の利用方法についての解説です。

(引用:【ディスプレイ広告】広告の新規設定項目の提供開始、およびその他機能改善についてページ内PDFより)

 

注意点として、テスト機能で表示されるURLは最大10件までであるということ、そしてテスト機能はページへの遷移可否についてのみチェックするものであるため、ポリシー抵触などの際には配信自体が不可となる場合があるということが挙げられます。

iOSアプリのSKAdnetwork計測が選択可能に

「アプリ訴求」を目的としたキャンペーンをiOS向けに配信する場合、キャンペーンの作成時または編集時に「SKAdnetwork計測」の項目が追加され、AdjustかAppFlyerの広告効果測定ツールが選択可能になります。

その際には、選択した広告効果測定ツールとリンク先URL(リンク先URL形式)やトラッキングURL(最終リンク先URL形式)が同一の提供元である必要があります。

一致しない場合にはツールのレポートで数値が取得できなくなってしまいます。

また、SKAdNetwork計測の広告効果測定ツールを変更した場合は、リンク先URLまたはトラッキングURLも併せて変更することが推奨されています。

注意点

上位エンティティの審査について

上位エンティティ(アカウント/キャンペーン/広告グループ)でトラッキングURLの設定、変更を行った場合、審査が実施されます。

上位エンティティでのドメイン不一致、リンク切れなどの不備の発生によって、下位エンティティの広告全てが審査で否認、配信停止となってしまう場合があります。

パフォーマンスレポートの仕様について

パフォーマンスレポートの項目に「最終リンク先URL」の項目が追加され、プリセット内でも「最終リンク先URLレポート」が提供されます。

同一テンプレート内で「リンク先URL」と「最終リンク先URL」を同時に選択することはできません。

また、リリース後は「リンク先URL」項目を含むレポートの新規作成や、プリセットからのリンク先URLレポートの選択ができなくなります。

「アプリ訴求」キャンペーンの設定について

「アプリ訴求」キャンペーンでは、スマホ向けURLの設定はできません。

リンク先URL形式(旧形式)から新形式への移行について

旧形式から新形式への移行スケジュールは以下の通りです。

(引用:【ディスプレイ広告】広告の新規設定項目の提供開始、およびその他機能改善についてページ内PDFより)

2022年6月までにすべての移行が完了し、旧形式のものの新形式への強制変換についてはそれ以前から順次実施されます。

強制変換の2~3ヶ月前からは最適化提案にて強制変換対象を表示予定とのことなので、意図せぬ変換を避けるためにも早めの対応をすることがベターだと思われます。

まとめ

今回のアップデートでは運用者の効率向上や、確実なユーザー誘導を可能にする内容が盛り込まれています。

これらの内容を使いこなせば、以前よりも効率的な広告運用が可能になることは間違いないでしょう。

しかし移行の際には強制変換など、トラブルの原因になる可能性も存在しているため、早め早めにご自身で移行を進めていくことをおすすめします。

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