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宣伝失礼しました。本編に移ります。
LINE広告 カルーセル広告とは、LINEの配信面におけるフォーマットの1種です。2020年2月17日のアップデートにより使用することが可能になりました。
まだ導入されて間もないLINE広告 カルーセル広告について、メリットデメリットから、設定方法まで解説して行きますので、検討している方はぜひ参考にしてみてください。
また、LINE広告に関してさらに知見を深めたい方は、以下の記事に総括的にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。
LINE広告 カルーセル広告とは
一つの広告にスライド式で2枚から10枚まで画像を表示させることが可能です。スマートフォンなら左右にスライド、PCなら表示の矢印をクリックすることで画像を閲覧することができます。
商品の紹介だけでなく、複数の画像で商品の使用シーンや用途を多数伝えられるのでユーザーへ訴求できる情報量が他のクリエイティブに比べて圧倒的に多いのも特徴です。
1枚の画像だけでは商品の魅力を伝えきれない、というときに非常に有効的なのがLINE広告 カルーセル広告です。
LINE広告 カルーセル広告のフォーマット
前述の通り1つの広告枠にスライド式で画像を最大10枚掲載することができます。ユーザーの閲覧履歴に基づき興味が持たれそうな特定商品を広告表示する「LINE Dynamic Ads」と、タイムラインとLINE NEWS、LINEポイントの一部に対応しているフォーマットです。
画像引用元:2021年7-12月期 媒体資料
入稿内容については、以下の表をご覧ください。
参考:入稿規定
LINE広告 カルーセル広告のメリット
複数の商品やサービスの使用方法、活用事例を紹介できる
LINE広告 カルーセル広告では1つの商品をアプローチしたい場合、または1度に複数商品を紹介したい場合両方に特化しているのが魅力だと言えます。
1つの商品をアピールする場合は様々シーンでの使用用途を紹介することで、商品への固定概念をなくし違った角度で商品の魅力を伝えたい時に有効です。
また、売り出したい商品がいくつかある場合は、複数商品を一気に掲載できますので、企業どんな商品サービスがあるのかをまとめて紹介したいときにおすすめです。
LINE広告 カルーセル広告で顧客からの口コミを紹介できる
LINE広告 カルーセル広告では企業や商品に寄せられた口コミを表示させる事が可能です。ですのでユーザーは実際にLPに飛んでから口コミを確認するという手間が省けますので、カルーセル広告一つで商品概要から評価まで知れる点、信頼性が高くなり興味関心へ繋がる可能性が高いです。
商品に対するストーリー演出でブランディングが期待出来る
最大10枚まで画像を掲載できるLINE広告 カルーセル広告では、画像のスライドや動画を組み合わせてストーリ演出を手がけることも可能です。ポイントとしては一体感を持たせて、複数メディアで一つのメッセージを完成させることです。
企業が商品やサービスの開発に至るまでのストーリや、その使用方法など、ユーザーへの共感度を上げる構成、演出を手がけることで商品や企業のブランディングが期待出来そうです。
LINE広告 カルーセル広告のデメリット
入稿後に画像の掲載順を変更することができない
LINE広告 カルーセル広告で入稿した画像の掲載順は入稿した当初のもので固定になります。入稿後の変更ができないため、ユーザーへ最も訴求したい画像から登録していくと良いでしょう。
何も考えずに入稿をしてしまうと、ユーザーへ訴求したい画像が後ろの方に掲載され、ユーザーにスライドして貰えず、見て貰えない…なんてことが起こり得ますので画像の入稿順には十分に注意しましょう。
LINE広告 カルーセル広告の方が画像フォーマットよりディスクリプションの文字数が少ない
ディスクリプション(広告説明文)が画像フォーマットでは文字数が75文字以内の設定に対し、LINE広告 カルーセル広告では40文字以内と文字数が大幅に少なく設定されています。
ユーザーへの訴求内容を短くして入稿しなければならない分、画像の構成や入稿順などを工夫していくことが重要になりそうです。
画像・テキストごとのレポート抽出ができない
LINE広告 カルーセル広告では画像やテキストごとの表示回数やクリック数を確認する事ができません。
画像を複数枚入稿したうちのどれがユーザーにとっての反応が良かったかを把握出来ないので、1つの商品を同じカルーセル広告でいくつか作成し、画像の組み合わせや順番を入れ替えを行い、どのパターン(そこで使用した画像、テキスト)がよかったかをご自身で管理しておきましょう。
LINE広告 カルーセル広告の設定方法
ここからはLINE広告 カルーセル広告の設定方法を見て行きましょう。
LINE広告マネージャーを開きます。
「広告」「広告を作成」を順にクリックし広告の作成をします。
今回はLINE広告 カルーセル広告を作成するので「広告フォーマット」は赤枠の「カルーセル」を選択します。
次に広告の詳細を設定していきます。
下記の項目を設定していってください。
- 画像:「画像を選択」をクリックすると上記の画面がでますので広告に使用する画像をアップロードします。
- タイトル:広告の見出しのようなものです、有効なキーワードを含めると良いでしょう。
- ディスクリプション:広告の概要などを書いてください。
- ボタン:上記の赤枠に表示されます。ユーザに行動を促す広告にあったフレーズをプルダウンから選択してください。
- ランディングページ:広告をクリックした人に表示するランディングページのURLです。
- リンク先URL(任意):広告をクリックした人に表示するページのURLです。
- インプレッショントラッキングURL(任意):サードパーティー計測サービスから提供されたURLを入力してください。
繰返し2も設定事項を入力できたら「広告の作成」をクリックし完了です。
LINE広告 カルーセル広告を有効活用している事例
漫画アプリ
LINE広告 カルーセル広告では複数枚の画像を掲載でき、商品をストーリー仕立てとしてユーザーに訴求できるのが特徴です。その特徴をそのまま最大限に活かせるのが漫画アプリと言ってもいいでしょう。
最大10枚の画像を掲載できますので、漫画のストーリーを10ページまで切り取って掲載することが出来ます。画像をスライドさせ、最後まで読み切ったところで、ユーザーはその漫画への興味関心が高まり、アプリのダウンロードへ繋がりやすくなります。
アパレル
アパレルでは新作がどんどん出てくるので、新作商品1枚だけの画像ではなく、コーディネート例や色展開を複数枚載せることで、ユーザーにとって活用例のイメージが伝わりやすくなります。
また、一つの商品だけでなく、そのシーズンで売り出したい商品を1度に複数紹介することも可能ですので、よりブランドの系統イメージが付きやすくなるでしょう。
LINE広告 カルーセル広告まとめ
いかがでしたでしょうか。
LINE広告 カルーセル広告では複数画像を使ってユーザーに訴求できる事が大きな特徴であり、ユーザーへ与える影響は期待出来ますが、出稿するとなると管理する側でのデメリットが少し目立ってしまいます。
しかしLINE広告は多くのユーザーにリーチできるSNS媒体ですので、上手く活用すればユーザーの獲得や信頼に繋がりそうです。
LINE広告出稿にあたっての費用や注意点などはこちらに掲載されていますので参考にしてみてください。
以下の記事ではカルーセル広告について解説しています。カルーセル広告について更に知見を深めたい、という方はぜひ読んでみてください。
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