マーケティングに携わっていると「エンゲージメント」という言葉を耳にする機会が多くあると思います。

SNSの登場以来、エンゲージメントという言葉は効果指標の一つとして利用されるようになりました。

TwitterやInstagramなどのSNSでは、投稿の閲覧数やクリック数、フォロー数などを単独の数値として効果計測がされてきましたが、新しい指標としていかにユーザーとの関係性を構築できたかを図ることがSNSで重視されるようになりました。
そこで、さまざまな指標を統合して生まれたのがエンゲージメントという指標になります。

今回はGoogle広告の「エンゲージメント」についてご紹介させていただきます。

 

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エンゲージメントとは

広告の指標としてのエンゲージメントとは、ユーザーが広告を操作することを指します。

Google社では下記のように記されています。

「エンゲージメント」は、ユーザーが広告を操作(例: 動画広告を 10 秒以上視聴)するとカウントされます。

引用元:エンゲージメントのレポートについて-Google広告ヘルプ

エンゲージメントの活用方法

「エンゲージメント」は、広告でどの程度の成果が得られているかを把握する目安になります。関連性が高く、ターゲットが適切に絞り込まれ、魅力的なコンテンツを備えた広告を表示すれば、ユーザーがブランドとより深く関わるよう促すことができます。

エンゲージメントに関する指標

エンゲージメントに関する指標についてご説明してまいります。

指標 意味
エンゲージメント ユーザーが広告を操作すること
エンゲージメント率 ユーザーが広告を操作した回数を、広告が表示された回数(インプレッション数)で割った値
平均 エンゲージメント単価 1 回の広告操作に対してお支払いいただく平均額
クリック数 サイトへの実際のクリックスルー

エンゲージメント率

エンゲージメント率は、表示された広告に対してユーザーがどれくらいの頻度で関与しているかを測定するために使用します。この数値は、広告の効果を見極めるのに役立ちます。エンゲージメント率は、エンゲージメント数を合計表示回数で割った値です。

平均 エンゲージメント単価

「平均エンゲージメント単価」とは、広告のエンゲージメント 1 回にかかった費用の平均額です。広告のすべてのエンゲージメントで発生した合計費用を、広告のエンゲージメントの合計回数で割った値です。

クリック数

「クリック」は、広告がクリックされた回数です。
パソコンまたはモバイル環境で検索ネットワークおよびディスプレイ ネットワークにおいて発生したクリックのうち Media Rating Council(MRC)の基準を満たしているものがクリックと見なされます。

エンゲージメントの広告タイプ別のアクション

ユーザーが広告に反応してエンゲージメントが発生します。

こちらは広告タイプによって料金の発生のためのユーザーの操作が異なります。

ライトボックス広告

広告を展開することでエンゲージメントが発生

動画広告

動画広告を 10 秒以上(10 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴することでエンゲージメントが発生。

アプリ訴求動画広告

動画広告を 10 秒間(10 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか、動画広告をクリックすることでエンゲージメントが発生

インフィード動画広告

ミュートされている動画広告を 10 秒間視聴するか、クリックして動画を最後まで視聴することでエンゲージメントが発生。

※現在、バンパー広告やスキップ不可のインストリーム広告など視聴回数で測定されていない広告フォーマットのエンゲージメントは、クリック数に基づいています。

例)

広告主様はライトボックス広告(大きなサイズに展開可能なエキスパンド広告の一種)の費用をエンゲージメント単価に基づいて支払います。ライトボックス広告に対するユーザー エンゲージメントが発生した場合(広告に 2 秒間カーソルを合わせて広告を展開した場合など)は、サイト運営者様の収益が発生します。

引用:エンゲージメント単価(CPE)

エンゲージメント表示列への追加、確認方法

Google広告管理画面を開きます。

広告管理画面左側「キャンペーン」を選択します。

キャペーンのページが現れたら、右側の小さいアイコン「表示項目」を選択してください。

キャンペーンの表示項目の変更から「掲載結果」をクリックします。

「掲載結果」から「エンゲージメント」を選択し「適応」をクリックすることでレポートに表示されます。

エンゲージメントのまとめ

今回は「エンゲージメント」についてお話させていただきました、いかがでしたか?

「エンゲージメント」は昨今のユーザーとの関係性を構築を重要視するSNS時代においては広告の掲載結果の分析に使用するのに重要な指標です。

エンゲージメントの高いユーザーの存在こそビジネスの支えになります。

指標を確認しエンゲージメントの高いユーザーを獲得していきましょう。



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